暖かい季節にはほとんど使わないけど、冬の乾燥する季節には必需品となるハンドクリーム。
冬になると、良い香りやかわいいパッケージの商品がお手頃価格でたくさん出てくるので、つい買ってしまって気がついたら去年のものがまだ残っていた、ということはありませんか?
古いものがまだ使えるのかどうか、迷ってしまうこともあると思います。
ハンドクリームの消費期限や使えるかどうかの目安、再利用の方法などについてご紹介します。
ハンドクリームの消費期限はどれくらい?
ハンドクリームの消費期限は、
- 未開封のもので3年
- 開封したものだと半年~1年
といわれています。
化粧品の消費期限と同様ですね。時間が経つほど酸化などによって劣化してしまうのです。
開封したものがまだ使用できるかどうかの目安としては、
- 水と油が分離していない
- 異臭がない
- 変色していない
このようなものであれば、まだ使うことができます。
できるかぎり長く使えるように、ハンドクリームを保管する際は、
- きちんとフタを閉める
- 高温や、直射日光に当たらない場所
このような場所で保管するようにしてくださいね。
期限が切れていた場合は使用できる?
保存期間を過ぎてしまった、または期間内でも変色など異常がみられるときは使用しない方がよいでしょう。
ただ、いつ買ったかよく覚えていなくて、一応色や香りは大丈夫そうだけど少し不安、ということもよくあるのでは。
そのようなハンドクリームは、膝や肘など皮膚が比較的丈夫な場所に使用して、テストしてみると良いですよ。
ハンドクリームの再利用方法
残念ながら使用期限が過ぎてしまったハンドクリーム。でも、捨てる必要はありません。
ハンドクリームには意外に様々な再利用方法があるんです。
静電気防止
乾燥する季節は静電気によるスカートのまとわりつきに悩む方も多いと思います。
ハンドクリームを手に伸ばして温めたら、スカートの裏地やストッキングを軽くなでるだけで静電気防止になりますよ。
靴やバッグなどの皮革製品のお手入れに
乾燥するとヒビ割れてきてしまう皮革製品に、ハンドクリームと柔らかな布を使ってお手入れするとツヤや美しさを保つことができます。
鏡の曇り止め
少量のハンドクリームを柔らかい布に取って磨くと、鏡の曇りを防止できます。そのあと乾拭きすればピカピカになり、汚れを防止することもできますよ。
ハサミの切れ味を復活させる
古くなって切れ味が悪くなったハサミの歯部分にハンドクリームを塗り、何度か開閉してクリームをなじませます。
クリームを拭き取ると切れ味が復活しています。
シール剥がし
なかなかうまく剥がれないシールには、ハンドクリームを上から塗って3分ほど放置します。指で軽くなでれば簡単に剥がれますので、残ったクリームとシールの粘着部分を拭き取ればきれいになります。
くっつきにくくなった吸盤を復活させる
吸盤を熱湯に1分ほどつけたあと、ハンドクリームを塗ってみましょう。古くなってくっつきにくくなっていた吸盤が復活しますよ。
ハンドクリームは美容にも使えます
ハンドクリームは手だけでなく髪や体のお手入れにも使えます。
ただし、古くなったハンドクリームではなくて、使用期間内のものを使ってくださいね。
ハンドクリームをたくさん買ってしまったけど、春先までに使いきれなそう、という時にもおすすめです。
洗い流さないヘアトリートメントとして
シャンプー後の、乾ききらずにキューティクルが開いた状態の髪に使います。
手の平でなじませた少量のハンドクリームを、髪の毛の流れに沿ってなでるようにつけてからドライヤーを使うと、髪を熱から守り潤いとツヤを与えてくれますよ。
クレンジングとして
ハンドクリームをたっぷり塗って、メイクとクリームがなじんでからティッシュで拭き取り、洗顔しましょう。旅先にクレンジングクリームを忘れてしまった時にも便利ですね。
使用期間を守り、期間を過ぎたものは再利用を!
ハンドクリームは肌に使うものですので、肌の安全のために使用期限内のものを使うように注意しましょう。
でも万が一期限が過ぎてしまっても、再利用の方法が意外にたくさんあるので有効活用できますね!
出先でよい香りのハンドクリームを見つけて「まだ家にあったかな?」と迷っても、さまざまな用途に使えるので買ってしまっても大丈夫かもしれません。
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