お釣りの渡し方の正しいマナー!お札や小銭やレシートの渡し方など接客で注意することは?

お金

アルバイト・パートなどでレジを担当する時に、特に気をつけたいのがお釣りの受け渡し。金額を間違えないことは当たり前ですが、丁寧な受け渡しを心がけたいものです。

しかし丁寧さを心がけていても、相手からは不快な印象を受けることも。意外と難しいお釣りの受け渡しですが、どんなマナーがあるのか知りたくありませんか?

そこで、お釣りの受け渡しのマナーや、レシートの渡し方などについてまとめてみました

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お釣りの渡し方のマナーは?

お札を先に、小銭は後から

お釣りを渡す際に、お札も小銭もまとめて渡す人がいます。

しかし、お客様にとっては、まとめて渡されると財布に入れづらく不快に感じることも。お客様に利便性を考えるなら、先にお札を渡してから小銭を渡すのがマナー

お札をお財布などに入れたのを確認してから、小銭を渡すとよりスマートですね。

レジのお金

お札も小銭も揃える

お釣りを渡された時に、お札の向きがバラバラだと残念に思いませんか?気にしない方もいますが、お札の向きは揃えたほうが見た目にも美しいものです

そしてお札を渡す際は、人物が描かれている側をお客様に見えるように渡すのがマナー。レジにお札をしまう際に、あらかじめ向きを揃えておけば楽ですよ。

またお釣りを渡す前にお客様の前でお札の数を数え、間違いがないことを確認しましょう。

この際、5千円札を先に出し、次に千円札を数えます(2千円札がある場合は、5千円札→2千円札→千円札の順番)。そのままお釣りを渡しても良いですが、5千円札を一番下に置き直してから渡すとより丁寧です。

小銭に関しても、お客様から見て左側に大きい金種・右側に小さい金種を。小銭は全額確認できるように、斜めに重ねるようにすると見た目にもきれいですよ。

手は触れる?触れない?

お店によっては、受取皿(カルトン)にお釣りを置くよう指導されることがありますよね。その一方、お客さんによっては、受取皿に置くのは冷たい、手渡しだから良いという人も。

もし受取皿が常備しているお店であれば、受取皿にお釣りを添えましょう

この際お釣りを落とすように置いたり、受取皿をお客様側に押し付けるような動作は厳禁。自分の手元でお釣りを揃えたら、両手で丁寧にお客様の前にそっと置くようにしましょう。

受取皿がない場合は、お釣りをこぼさないように補助する気持ちで渡しましょう

この際お客様に手を添えますが、なるべく手には触れないように接客。特に異性のお客様の手に触れるのは、トラブルの原因にもなるので注意したいですね。

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レシートの渡し方は?

最後にレシートを

お札と小銭の間にレシートを置き、まとめて渡す方がいます。しかし、レシートは不要という人もいますし、有無を言わさず渡されると不快に思うことも。

そのためレシートはお釣りと一緒に渡さず、最後に印刷面が見えるように渡すとより親切です

レシート

特にコンビニの場合、レシートは不要という人も。マニュアルでも「レシートはお使いですか?」など、確認するよう指導されていることも多いはずです。

もしマニュアルがなくても、レシートが必要かどうかを確認しましょう。不要と言われた場合、その場で丸めるて捨てるのではなく接客が終わるまで手元に残すのがマナー。

次のお客様の接客に移る直前に、しかるべき場所に捨てるようにしましょう。

お釣りの受け渡しで大切なことは?

扱いは丁寧に

お釣りの受け渡しで不快に感じる最大の原因は、お釣りの受け渡しが雑なこと。特に相手の手に触れないようにと、小銭を上から落とすように渡すのは厳禁です。

お釣りの受け渡しでは投げ捨てるようなことはせず。丁寧にお金を扱いましょう

相手の顔を見て笑顔で

いつでも完璧な接客ができることが理想ですが、実際は失敗してしまうこともよくあります。そんな時でも相手がこちらの目を見て笑顔で接客していたら、多少の失敗も許せるものです。

自然な笑顔で接客できるように、日頃から意識したいですね。

店で買い物をする

「から」は言わない

お釣りの受け渡しで使ってしまう言い回しに、「○○円からお預かりします」があります。

間違いではないのですが、より丁寧に言うなら「○○円頂戴いたします」が適切。特に「から」という表現はつい多用しがちですが、なるべく使わないようにしたいですね。

お釣りを渡す時も「○○円のお返しでございます」と、丁寧な表現を心がけましょう。

自分がされて嫌なことはしない

お釣りの受け渡しは難しい、そう感じるかもしれません。しかし全ての基本は、「自分がされて嫌なことを相手にしないこと」です。

投げ捨てるようなお釣りの受け渡しや、無表情で雑な接客をされたら嫌な気持ちになりますよね?細かなマナーは色々とありますが、大切なのは自分も相手も不快にならない接客を意識することです。

丁寧なお釣りの受け渡しを意識して、ワンランク上の接客を目指しましょう!

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