頭皮の乾燥・脂性状態の見分け方は?セルフチェック方法を紹介!

髪に関する悩み、年齢とともに増えるものですが、抜け毛やフケもそのひとつ。若い頃は、まったく気にすることのなかった現象が、歳を重ねるとともに色々でてきます。 自分に何が起こっているのかも分からず、どうしたらよいか分からないこともありますが、実は、髪のトラブルは、たいてい頭皮の状態からきています。 歳とともに、頭皮が乾燥する人もいれば、皮脂が多く脂性になる人も。いったい自分の頭皮はどちらのタイプなのか、自分のこととはいえ分からない人も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな頭皮について、「頭皮の乾燥と脂性」の見分け方やセルフチェック方法についてお話をしたいと思います。

目次

頭皮が乾燥した状態とは?

ではまず、頭皮が乾燥した状態とはどのような状態なのでしょうか? 皮脂の分泌が減り、頭皮が乾燥した状態になると、頭皮がカサカサした感じになります。 皮脂や水分が少なくなることで保湿できなくなり、血行が悪く、頭皮のターンオーバーがむずかしい状態になります。 また、皮膚の角質が傷ついて、そこから水分が抜け、乾燥している場合もありますね。頭皮が乾燥すると、かゆみの原因になり、抜け毛、薄毛などにもつながります。

頭皮が乾燥する原因やNGケア

乾燥が悪化する原因としては、どのようなものがあるのでしょうか?

髪の毛の洗いすぎ

髪の毛は何回も洗うほどきれいになるような気がするものですが、洗い過ぎると皮脂が少なくなり、水分の蒸発を早め、頭皮の乾燥につながります。

頭皮の洗い方が強すぎる

きれいに汚れを落とそうとし、ゴシゴシ強くこすり過ぎると、頭皮の角質が傷つき、そこから水分が蒸発し、頭皮の乾燥の原因となります。

マイクロスコープで頭皮チェック!ブラシで優しくシャンプーすれば地肌が見違えますよ https://youtu.be/PVl_x7X65Po

シャンプーの洗浄力が強い

シャンプーには、汚れや皮脂を落とすために界面活性剤が使われており、この種類により洗浄力の強さが変わってきます。 シャンプーの種類が自分の頭皮と合わないと皮脂を多く摂り過ぎてしまい、頭皮が乾燥します。

ビタミン不足

ビタミンは、肌の新陳代謝を維持するために欠かせない栄養素です。ビタミンが不足すると新陳代謝が悪くなり、頭皮の乾燥につながります。

ストレス

ストレスや疲労、睡眠不足から新陳代謝が悪くなると、血流が悪くなり、頭皮のターンオーバーできずに頭皮が乾燥してしまいます。 ストレスをため込まず、生活パターンを整えることは頭皮のためにも大切ですね!

ドライヤーのかけすぎ

髪をしっかり乾かすことはヘアケアには大事ですが、必要以上にドライヤーをかけ過ぎると頭皮の水分まで飛ばしてしまい、頭皮が乾燥します。 ドライヤーは髪がひと通り乾いたら止めて、かけ過ぎには注意しましょう!

紫外線

夏場などは知らず知らずのうちに、身体で一番高い頭の部分に多くの紫外線をあびています。紫外線により、頭皮の水分が無くなり、髪も頭皮もダメージを受けます。 夏場は帽子や日傘を使い、紫外線に注意しましょう。

冷房のかけすぎ

冷房のかけ過ぎは血流を悪くし、代謝が悪くなるため、頭皮の乾燥や抜け毛の原因になります。

加齢

年齢とともに頭皮の皮脂の分泌量は、若い時に比べて量が少なくなります。皮脂が少なくなると、頭皮全体を覆うことが出来なくなるため水分が蒸発し、頭皮が乾燥してしまいます。

加齢はどうすることもできませんが、ドライヤーのかけ過ぎやシャンプーの仕方など、少し気を付ければ改善するものもありますね。 できるだけ気を付けて、頭皮の乾燥を悪化させないよう心掛けたいですね。

頭皮が脂性の状態とは?

それでは、頭皮が脂性とは、どのような状態なのでしょうか? 頭皮が脂性の状態とは、頭皮の皮脂の分泌量が非常に多く、頭皮がギトギトしていて髪の毛がくっついてしまっているような状態のことをいいます。 脂性になると、見た目には分かりづらいベタベタのフケが出ていることがあります。皮脂が多く分泌され過ぎ、本来下に落ちるはずのフケが頭皮や髪の毛に付着している状態。 このベタベタのフケは、乾燥フケよりかゆみが強いのが特徴です。

脂性を悪化させる原因やNGケア

脂性を悪化させ原因やNGケアには、どのようなものがあるのでしょうか?

洗髪の回数

抜け毛が心配な方にありがちですが、洗う回数が少ない可能性があります。洗う回数が少なすぎると、頭皮から出ている皮脂をとりきることができず、頭皮がべたつきます。 しかし逆に、洗い過ぎもかえって頭皮の皮脂を過剰に分泌させてしまい、逆効果になります。 頭がベタつくからと一日に何回も洗うと、かえって皮脂が過剰に分泌されるため、シャンプーの回数を増やし過ぎず、一日一回しっかり頭皮を洗うこと!が大事です。 そして、自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶことも大切です。

食生活

頭皮から皮脂が過剰に出る場合は、糖分や脂肪分をとり過ぎが考えらえます。肉中心の食事や、カロリーの高い食事、糖分のとり過ぎると、頭皮の皮脂を過剰に分泌させてしまいます。 頭皮のためにも、食生活のバランスに気を付けましょう。

ストレス

過剰な皮脂の分泌には、ストレスも関係しています。ストレスを過剰に感じると、自律神経が正常に機能しなくなり、皮脂が多く分泌されてしまうことがあります。 ストレスは万病のもと!できるだけ気分転換をはかり、ストレスをためこまないようにしていきたいですね。

乾燥か脂性かの見分け方は?

年齢や生活習慣など、さまざまな原因から頭皮の状態は変わってくるものですが、自分の頭皮がどちらに傾いているか、チェックする方法はあるのでしょうか? 実は、あぶらとり紙で簡単にチェックできますよ

頭皮のセルフチェック方法

  1. お風呂に入って髪をシャンプーする
  2. ドライヤーで8割程度乾かす
  3. あぶらとり紙を、おでこ(髪の生え際)と、つむじの2か所の頭皮に当てておく
時間をおいてみると、結果はこのようになります!
  • 30分後にあぶらとり紙に皮脂がついたら、脂性の頭皮
  • 1時間後にあぶらとり紙に皮脂がついたら、正常な頭皮の状態 
  • 2時間たってもつかなければ、乾燥した頭皮
少し時間はかかりますが、あぶらとり紙一つでできるので、一度、自分の頭皮の状態をチェックしておくといいですよ!

セルフチェックで、髪のトラブルも前向きに!

若い時はヘアスタイルこそ気になりますが、頭皮の状態までそれほど気にする必要はなかったものですが、年齢を重ねるにつれて色々トラブルが増えてきます。 抜け毛、白髪、かゆみ、フケなど、人に相談するには、相談しにくい内容もあり…考えるだけでも、気持ちが沈んでしまいます。 そんな時に自分の状態をセルフチェックできれば、自分にあったシャンプーを探すなどの対策を考えることもできますね。

髪や頭皮の悩み、あきらめることなく前向きに!いつまでも若々しさを保ちたいものですね。

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