人気のあるペットと言えばなんといっても、犬と猫ですが、いつもよく寝ていると思いませんか?
寝ている姿を見るのはとてもかわいいものですが、犬や猫はいったいどのくらいの時間寝ているのでしょうか?
犬や猫以外にも人気の高いペットはありますが、総じて人間より良く寝ていることが多いようですね。
そんな気になる、犬や猫の睡眠時間。そして他に人気の高いペットの睡眠時間はどれくらいなのか?について合わせてまとめてみました。
犬や猫の睡眠時間はどれくらい?
人間から見れば、犬や猫はいつもたっぷりと寝ているように思うけれど、実は犬や猫にとっては、それが普通。
睡眠時間はだいたい14時間から16時間くらいなのです。
人間の平均睡眠時間が7~8時間くらいなので、その2倍の睡眠時間の長さにはびっくりですね。
赤ちゃん、子供や年をとってくると、睡眠時間はさらに伸びますよ。
寝てるけど、眠りは浅い
睡眠時間が長いのは動物特有の生存本能で、肉食動物である犬や猫は、獲物を食べたあと、次の獲物を捕えるまで体力温存のために睡眠をとります。
また睡眠には、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠が(深い眠り)があり、犬や猫は人間に比べると、レム睡眠の状態がかなり長いのです。
人間の睡眠状態がレム睡眠20%、ノンレム睡眠80%であるのに対して、犬や猫は、レム睡眠80%、ノンレム睡眠20%で、人間とは逆なのです。
危険を察知してもすぐに逃げられるように、常に浅い眠りで周りを警戒しながら眠っているのです。
野生の名残りですね。
レム睡眠とノンレム睡眠の見分け方としては、
・レム睡眠の状態は、そばに近寄ったり、ちょっとした物音ですぐに起きてしまう。
・ノンレム睡眠の状態は、触ったり、揺すったりしてもなかなか起きず、いびきや寝息を立てて、ぐっすり眠っている
ということが挙げられます。
でも、犬や猫が安心しきって眠っている姿は、キュン死しそうなくらい癒されて、かわいいですよね。
飼い主と同じ時間に眠ってくれる
犬や猫は、もともと夜行性(特に猫は)ではあるけれど、ペットとして一緒に暮らしていると、夜も一緒にお布団に潜り込んで寝てくれます。
飼い主の生活パターンに合わせてくれるんですね。それだけ飼い主を信頼してくれている証拠でもありますね。
他にペットでよく飼われている動物の睡眠時間
犬や猫以外でよく飼われている動物といえば、
- うさぎ
- ハムスター
が多いですね!
うさぎもハムスターも室内で飼うことができて、鳴くこともありません。
ゲージの中に入れておけば、ペット禁止の物件でも飼うことができるのでとても人気があります。1日1回ゲージの中を掃除しておけば、動物特有の匂いが染み付くこともありません。
うさぎ、ハムスターの睡眠時間ってどのくらい?
睡眠時間はうさぎやハムスターの場合は、
- うさぎ=人間と同じ8時間くらい
- ハムスター=犬や猫と同じ14時間くらい
ですが、睡眠パターンは、犬や猫とはまったくちがいます。
うさぎ、ハムスターの睡眠パターンは?
うさぎやハムスターは、完全に夜行性なので日中は眠っています。
うさぎは野生の名残りで目を開けたまま眠っているので、わかりづらいかもしれませんが、ちゃんと眠っています。
しかも、まとめて何時間もぐっすり眠るのではなく、15~20分おきに眠って起きる、という行動を繰り返します。
何故かと言えば、うさぎやハムスターなどのげっ歯類は、常に牧草や餌など、何かを食べてウンチをたくさん出さないと、腸の動きが鈍くなり、最悪の場合は死んでしまうこともあるからです。
うさぎやハムスターを飼う場合は、どちらも夜行性のため、鳴き声はないので近所迷惑になることはありませんが、かなり活発に動き回ります。
飼い主の寝室にゲージをおかない方が無難です。
ちなみに私もウサギとハムスターの両方を飼ったことがありますが、夜はお祭り騒ぎですよ(笑)
よく眠り、よく遊べる空間作り
いかがでしたか?犬・猫・うさぎ・ハムスターの睡眠時間や睡眠パターンについてお伝えしました。
動物たちがどうして睡眠時間が長いのか、習性を知ればよくわかりますね。人間と同じで、犬や猫もそれぞれの習性に合った睡眠時間が取れないと、ストレスで病気になったり、死んでしまいます。
ちゃんとペットたちが安心してよく眠れるように、お部屋の空間作りをして、大切なペットと楽しく過ごしてくださいね。
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