色や本数でも違う!ひまわり(向日葵)の花言葉やその由来は?

夏の暑さを吹き飛ばすように、ギラギラとした太陽に向かって一生懸命に咲いているひまわり。 見ている私たちに元気を与えてくれるような不思議な力を秘めていますよね。 まるで子供の笑顔を見ているようにほっこりとした気分にさせてくれるひまわりには、実は品種がたくさんあるってご存知でしたか? 私たちがよく見るひまわりは、黄色の大きな花ですがフラワーショップにいくと小さなものや色の違うものがたくさん並んでいます。七色のレインボーひまわりなんていうのもあるんですよ!

でもプレゼント用にひまわりを買う時に注意してほしいことがあります。それは、ひまわりは色や本数によって、花言葉が違うということです。 プレゼントする相手のことを考えながらぜひご覧くださいね。

目次

本来の「ひまわりの花言葉」は?

ひまわりの全般的な花言葉には 「私はあなただけを見つめている」 「あこがれ」 「情熱」 といった相手に対する熱意を表すものがあります。 またこの花言葉には2つの由来があるとされています。

太陽に向かって咲く姿

花が満開になるまでの成長期は、太陽のある方向を追いかけるという姿から由来していると言われています。 ひまわりを漢字で書くと「向日葵」。 お日様に向かって咲くという漢字の由来とも似ていますね。しかし花が完全に開ききったひまわりは、東の方向を向いたままになります。

切ないギリシャ神話

水の女神クリュティエが太陽の神アポロンに恋をする神話です。 決して叶うことのない恋に落ちてしまったクリュティエは、空を舞うアポロンを見つめながらいつも泣いていました。 次第に彼女の足が地面に根を張って、顔が花となり、ひまわりになったという切ないお話が花言葉の由来とも言われています。

ひまわりの色や大きさによる花言葉の違い

現在では黄色だけでなくたくさんの品種のひまわりがあります。その数なんと、67種類!交配種を含むともっとたくさんあります。 ここからはひまわりの種類や色によって花言葉がどう違うのか見てみましょう。

赤いひまわりの花言葉は

中南米の古代アステカ帝国で太陽の神のシンボルの花として愛されていたひまわり。 赤色や紫色のひまわりは、太陽のパワーを感じる黄色とは対照的に、大人っぽい艶やかな色ですね。 この色のひまわりには「悲哀」という悲観的な花言葉がつけられています。 悲しみを表すひまわりなので、プレゼントとしてはすこし不向きですね。

白いひまわりの花言葉は

白いひまわりは、情熱的な赤や黄色とは違い、清楚で控えめなイメージがあります。 この色のひまわりには「ほどよき恋愛」という落ち着いた花言葉がつけられています。 しかし、これは真っ白なひまわりの花言葉で、黄みがかった白色のひまわりになると「あなたを思い続けます」という一途な思いを感じる花言葉になります。 相手とは程よい距離感を保ちながら、これからも長く付き合っていくという意味で、年上の人や目上の人に敬意をこめてプレゼントする花としておすすめです。

小輪ひまわりの花言葉は

フラワーショップなどでよく見かける小さなひまわりですね。「サンリッチオレンジ」と呼ばれる品種でヨーロッパを中心に広く栽培されています。 このひまわりには、「素敵」「輝き」という相手を称える花言葉があります。 相手を選ばない前向きな花言葉を持っているので気軽に贈ることができますね。

大輪ひまわりの花言葉は

黄色の大輪ひまわりは、みなさんがよく庭や畑でみかける花ですよね。 ひまわりといえば「大輪で黄色」というのが定番なので、日本では先述の「愛慕」などが 花言葉として定着しています。これも実は国によって花言葉が変わります。 特に西洋では「偽りの富」という日本とは対照的な花言葉があります。 昔はペルーで神聖な花として巫女が純金のひまわりを冠にして付けられていました。しかしスペインの侵略によりその冠が盗まれてしまったのです。 そのため、ひまわりは「侵略の花」や「偽物の富」としてこの花言葉がついたとされています。

こうしてみると、色によっても大きさによっても花言葉が対照的であることがわかりますね。贈るときは見た目だけでなく花言葉にも注意しながら選びたいものです。

ひまわりの本数による花言葉の違いは

ひまわりを花束にしてプレゼントする時には、本数によっても花言葉が違ってきます。次を参考にして相手によって使い分けてくださいね。

1本~11本のひまわりの花言葉

1本 「一目惚れ」 3本 「愛の告白」 7本 「ひそかな愛」 11本 「最愛」
11本までは恋をした相手への告白などの時に使える花言葉が多いですね。愛の告白と一緒に花言葉を添えてプレゼントされたら嬉しさが倍増しそうです。

99本~999本のひまわりの花言葉

99本 「永遠の愛を誓う」「ずっと一緒にいてください」 108本 「結婚しよう」 999本 「何度生まれ変わっても君を愛している」
99本以上になると永遠の愛を伝えたい彼女へ贈るプロポーズの花言葉になりますね。100本のバラではなく99本のひまわりをプレゼントするなんて、オシャレでさわやかだと思いませんか?そして999本の花言葉まであるなんて驚きですね。

プレゼントする相手によってひまわりを選ぼう

ひまわりは様々な花言葉を持っています。 それは情熱的な愛の言葉や慕情を表す言葉、心に秘めた切なくて悲しい言葉など、色や大きさだけでなく国によっても異なります。 ひまわりの花束を贈る時は、相手のことを思いながら、色や本数などをうまく使い分けて選びたいものですね
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