ママにとって家の中のにおいは、家族の証の香りでもあります。でも時には「ん?臭い?」と思うことはありませんか?
特に玄関は家族の足の臭いが充満している場所。パパや子供たちの汗がイヤな臭いに変わって玄関を臭くしてしまうのです。
また子供たちの上靴も同じです。幼稚園や学校でめいっぱい汗をかいた子供たちの上靴はすぐ黒くなって足の臭いが気になってきます。週末にキレイに洗っても次の金曜には真っ黒になって帰ってきますよね。
毎日消臭スプレーでごまかしてもキリがないし、丸ごとキレイに洗って臭いを取りたいと思っているママさん!ちょっとした工夫をすれば臭いも汚れも防げるし、洗い方次第で臭いもスッキリ取ることができるんですよ!
帰ってくる家族のために、玄関をいい香りにしましょう。
今回は玄関をさわやかな香りにしたいと考えるママのために、上靴やスニーカーの臭いを取る効果的な洗い方から臭い対策まで徹底研究しましょう!
臭いのもとを知っておこう!
そもそもなぜ靴は臭くなるのでしょう?
足は身体の中で一番汗を各部位です。特に足の裏は角質層が分厚いため、新陳代謝や摩擦などによって大量の「アカ」が出ています。このアカには雑菌がたくさん含まれています。臭いの原因はこの「雑菌」にあるのです。
靴の中はどのような環境でしょうか。密閉された空間で汗をかいて、湿度と温度が高くなっています。
特に体温の高い子供や仕事で歩き回るパパの靴の中は、雑菌が繁殖する場所として最適な環境なんですね。汗や皮脂などを栄養にしてどんどん繁殖し、くさいニオイを出しているというワケです。
臭いまで取れる効果的な洗い方
雑菌が気になるところですが、パパや子供たちに「汗をかかないで!」なんて言えませんよね。靴は汚れたらこまめに洗うことが基本です。
今回は子供の上靴とスニーカーに注目して洗い方を説明します。
上靴が真っ白になって臭いがなくなる洗い方
月日が経つにつれて黒ずみが気になってくる上靴。真っ白に洗えたらママも子供たちも気持ちがいいですよね。
毎回真っ白になって、臭いもスッキリ取れる、とっておきの洗い方がありますよ!
- 酸素系漂白剤(液体でも粉末でもOK)
- 重曹
- 歯磨き粉
洗い方は簡単です!この3つを練り合わせてペーストを作って歯ブラシで上靴を洗うだけ!
騙されたと思ってやってみてください。気持ちいいくらい白くなります。
お子様が洗う時は、取り扱いに気を付けてゴム手袋をつけてあげてくださいね。洗ったあとは、5分ほど脱水機で回して干しましょう。
また、汚れがひどいときは、お湯とこのペーストを混ぜ合わせた洗面器につけ置きしておくとキレイになりますよ!汚れの度合いに合わせてつけておく時間を調節しましょう。
スニーカーの臭いがなくなる洗い方
スニーカーは外で履くため表面の汚れも気になるところですが、においの原因は中にあるので普段洗う時は、靴の中もキレイにこすって雑菌を落としましょう。
- 粉末タイプの酵素系漂白剤
- 重曹
- 洗濯用の固形石鹸
スニーカーを洗う時は、中と表面でそれぞれ使うものが変わりますので注意してくださいね。また、洗う前にスニーカーから紐を外しておくと洗いやすいですよ。
洗い方は以下の通りです。
(この時40℃以上のお湯で洗ってくださいね)
- 重曹を大さじ3杯入れたバケツにスニーカーを入れて1時間つけ置きします。
- 酵素系漂白剤を少しずつかけながらアルミたわしを使って表面の汚れを落とします。(表面、靴底の溝に沿って指に力を入れてこするとキレイになります)
- 細かいところは歯ブラシを使ってこすります。
※次に「靴の中」を洗います。
- スニーカーの中を固形石鹸で泡立てます。(やりにくいようなら歯ブラシで泡立ててつけるといいでしょう)
- 中を歯ブラシで隅々までこすります。
- そのあと酵素系漂白剤の入ったお湯に30分つけておきます。
- 待っている間にスニーカーの紐を固形石鹼で揉み洗いしておきましょう。
- お湯で洗剤を流します。
- 型崩れしないように、シューキーパーを入れて日陰の風通しのいい場所で干します。
スニーカーは、上靴よりも雑菌が多く繁殖しているので、液体漂白剤ではなく粉末漂白剤を使用するのがポイントです。
中は固形石鹸で直接皮脂やアカを浮き出してから洗うと、においの原因である雑菌を消滅できます。
色のついたスニーカーの場合は、洗剤の量を調節しながら優しくこすりましょう。50℃くらいのお湯につけておくだけでも雑菌は減らせるので種類に合わせて調整してください。
臭いがつかないようにするには?
洗い方はわかったけれど、毎日洗うことは不可能ですよね。
しかし普段の生活の中でちょっと工夫すると、靴の臭いは防ぐことが出来ます。やり方は簡単です。また材料も家の中にあるもので出来るのでぜひやってみてくださいね。
靴にも休息日を与える
靴は毎日履くことで、絶えず中では雑菌が繁殖しています。この繁殖を抑えるために3日のうち1日は違う靴を履く習慣をつけましょう。
1日履かないで陰干ししておくだけで、靴の中を乾燥できます。そうすると雑菌の繁殖力が低下し、臭いもつきにくくなります。
消臭効果のあるものを靴の中にいれる
夕方に家族が帰ってきたら、翌朝まで靴の中に消臭殺菌効果のあるものを入れておきましょう。薬局などでも売られていますが、家にあるものでも十分効果が期待できます。
銅イオンに雑菌を死滅させる効果があります。
※重曹
いらなくなった靴下に重曹を入れて結び、靴にいれておくと悪臭を取り除いてくれます。
※お菓子の乾燥材
靴の中を乾燥することで、雑菌の繁殖を抑えられます。
【裏技】重曹でできる!゙靴の匂いを消す方法
こまめに足を洗う
足は汗をいっぱいかいているので、帰ったらすぐに靴を洗う習慣をつけておくと臭いのもとにならず、白癬菌も死滅させることができます。
足が清潔な状態だと靴の中も清潔に保つことが出来るので、特に汗のかきやすい夏は足をこまめに洗いましょう。指の間などに雑菌が溜まっているので、丁寧に洗ってくださいね。
大切な家族のために、そして快適な玄関にするために
玄関は、訪問した人が最初に訪れる「我が家の顔」でもある場所。その空間に嫌な臭いがしていたら、家がキレイでも印象が悪くなってしまいます。
子供たちの上靴も同じです。上靴が真っ黒で臭かったら、毎日頑張って通っている子供たちがかわいそうです。好きな子の前ではかわいく、カッコよくいたいと思っているのに、においが邪魔していたらその想いも台無しです。
そんな家族のために普段から靴を清潔に保っておく必要がありますよね。また靴の臭いの原因である雑菌を少しでも減らすために、洗い方のポイントをおさえておきたいところです。
大切な家族と快適な玄関を保つために、靴の汚れと臭いをスッキリ洗えるママになってくださいね。
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