ジャムの「ビンのふた」など、何気なく開けようと思ったら、ものすごく固くてどんなにがんばっても開かない時ってありませんか?
スムーズにいくはずが「こんなところで手間取るとは!」とすごくイライラするし、本当に困りますよね。
それにしても固くなったビンのふた、なぜあんなに開かなくなってしまうのでしょうか?開かなくなったビンのふたを、普通の女子並みの力で開ける方法はあるのでしょうか?
今回はビンのふたが固くて開かない時の「開かない理由」や、「スムーズに開ける方法」についてご紹介します。
ビンのふたが開かなくなる理由は?
そもそもどうしてあれほどまでに、ビンのふたが開かなくなってしまうのでしょうか?
考えられる原因は主に3つあります。
- 密閉により内部の気圧が低くなった
- ふたがずれたまま閉まってしまい、ふたが噛んでいる
- 内容物がふたとビンのかみ合わせの山に入り込み、接着剤の役目をしてしまう
以上の3つが主な原因ですが、ほとんどは「1」の内部の気圧が低くなるケースになります。外部より内部の温度が低くなることにより、ふたがびんに密着してしまう現象が起こるのです。
特に冷蔵庫に入れて保存したビンは、冷えることにより内部の気圧が低くなり、開きにくくなることがよく起こります。
また、ふたが金属製の場合、温度による金属の膨張、圧縮もふたへの密着に関係し、固くなっている場合もあります。
固くなったふたを開ける方法10選!
1. ビンの底を強く叩く
ビンのふた側を下にして机などの台の上に置き、ビンの底を手のひらで10回ほど強く叩きます。下にタオルなど敷くと、音も響かず机に傷をつける心配もないのでおススメです。
2.ビンのふたの方を叩きつける
ビンを逆さに持って、机などに強く叩きつけましょう。
ビンのふたは頑丈に作られているので、強く叩きつけても破損する心配はないので、思いっきりいきましょう。この場合は厚めにタオルを敷くといいです。
3.ビンの方を持って開ける
ビンのふたを回すのが一般的ですが、逆に利き手でない方の手でふたを持ち、利き手でビンの本体を持ちます。
そしてふたを固定させたまま、本体の方を回転させるように開けるのがコツです。
4.片ひざを立てた姿勢で開ける
片足のひざを立て、立てたひざの上にビンを乗せます。この大勢だと力が入れやすくビンをしっかりと固定できるので開けやすくなります。
服の上からよりも、ひざに直接ビンをおいたほうが、より滑らず開けやすくなります。
5.ふたの部分を温める
小鍋にビンのふたが浸かる程度の水をいれて温めます。温度を50度程度にすると、持つときに熱くなくもてるのでおススメです。
6.輪ゴムをビンに巻き付ける
フタに輪ゴムを数本巻き付けて開けます。手とフタがしっかりと固定され、滑らず力が全部フタに伝わるようになり、開けやすくなります。
7.ゴム手袋をはめて開ける
ゴム手袋をはめて開けることにより、滑り止めになり開けやすくなります。滑り止め付きの軍手でも同じ効果があり、開けやすくなります。
8.フタのふちを固いもので叩く
トンカチのような硬い形状のものでフタの周りを一周ぐるっと叩きます。なかなか開けにくい場合は少しずつ強めながら、何周か試してみます。
9.ビンとフタの間にすき間を作る
ナイフやマイナスドライバーなど先が平たくなった棒状のものを用意します。それをフタのすき間に差し込み、少し力を加えてひねります。
テコの原理で簡単に開けることができます。
10.フタに小さい穴を開ける
細い釘やキリのようなもので、フタに小さい穴を開けます。金づちで軽く叩いてシュッと空気の漏れる音がしたらOKです。
開けたあとはセロテープやラップなどで穴をふさいで気密性を保つよう心がけます。
以上、誰にでもできる固いフタの開け方10選でした。
道具を使うものもあれば、道具なしで自分の力であけるものなど、色々な方法がありましたね。ビンのふたが開かなくなったら、ぜひ試してみましょう!
こちらは逆さまにして開けるバージョンです~
自力でなんとかしよう!
ビンのふたが開かなくなったり、おなべに器がはさまってとれなくなったり。
日常生活で思いがけないことって、結構たくさんありますよね。
「誰か助けて~!」とさけびたくなりますが、そんな時にかぎって誰もいなかったり。運よく助っ人がいて、みんなで寄ってたかってがんばっても、結局どうすることもできなかったり。
こんな時のために、日頃から自力でなんとかする方法をあみだしておきましょうね!
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