
- カフェインがもたらす効果
- カフェインの効果持続時間と飲むタイミング
- カフェインを摂るときに注意することは?
- 妊娠中のカフェインは?
目次
カフェインがもたらす優れた効果とは?
カフェインがもたらす効果は多様で、有名なものからあまり知られていないものまであります。 それぞれの効果の特徴を簡単にまとめてみましょう。
覚醒作用
中枢神経を興奮させることによって覚醒作用が引き起こされます。 眠気防止の栄養ドリンクなどによく含まれているカフェイン、摂取すると記憶力が上がるという研究も出されているようです。 また、疲労感を減少させる効果も。利尿作用
尿細管において水分を再吸収するのを抑えたり、尿の排出を間接的に抑制するアデノシンの働きを妨げることで、尿の排出が頻繁になるともいわれています。鎮痛作用
市販されている風邪薬や鎮痛剤にもカフェインは含まれています。偏頭痛の治療にも用いられているようです。脂肪の分解促進
脂肪の分解を促進する働きがある酵素リパーゼを活性化する働きがあります。ダイエットに利用されることもあり、摂取後運動するとさらに効果的らしいです。強心作用
心臓に刺激を与え、心臓の機能をよくしたり持久力をアップしたりします。筋肉収縮効果
骨格筋を刺激し、力を高め運動を促進。運動能力の向上や筋肉疲労の回復に効果が期待できます。カフェインの効果持続時間と飲むタイミング

カフェインの摂り過ぎは要注意!
一日の摂取量目安は約300mg。 500mg以上摂取すると、人によっては急性中毒症を引き起こす可能性もあると言われていますので注意してください。 また症状には、- 興奮や神経過敏
- 睡眠障害
- 顔面紅潮
- 嘔吐

カフェインを摂り過ぎると様々な症状が!
カフェインを摂り過ぎると次のような症状がおこることがあるので、注意しましょう。睡眠障害
日常生活で最も顕著なのが睡眠障害。 睡眠時間が短くなったり深く眠れなくなったりと、良質な睡眠の妨げになることがあります。脱水症状
利尿作用により脱水症状が起こることがあります。 ただし、通常通り水分を摂っていれば脱水症状にはならないという研究結果もありますね。高血圧の方は注意
カフェインは摂り過ぎると、血圧を上昇させる作用があると言われています。 高血圧の方は飲み過ぎには注意した方が良いですね。心筋梗塞のリスクも
カフェインは強心作用もありますが、不整脈を誘発する可能性もあり、心筋梗塞の発症リスクも高まるという説もあります。妊娠中のカフェインはNG?
妊娠中も一日300mgまでなら摂取してもよいとされてはいます。 ただ、妊娠するとカフェインの代謝に関わる酵素が少なくなり、分解するのにさらに時間がかかってしまいます。 また、妊娠中に必要量が増える鉄やカルシウムの吸収の妨げになってしまいますし、胎児は代謝機能が未熟なのでカフェインをうまく体外に排出することができません。 なので、妊娠中はできればコーヒーも控えた方がよさそうですね。カフェイン依存
カフェインの摂取を繰り返すと精神的依存が生じます。 摂取を中断した場合には離脱症状と呼ばれる、- 頭痛
- 疲労感
- 焦燥感
- カフェイン摂取への欲求

カフェインはほどほどに楽しみましょう!
※カフェインは体に良いのか? 悪いのか?こちらの動画も参考にしてみて下さい!カフェインの摂取にはメリットもデメリットもあります。 カフェインについて正しく理解し、ご自身の体調なども考慮したうえで摂取することをおすすめします。 副作用が気になってしまう場合は、ノンカフェインのルイボスティーやハーブティーといった飲み物もありますから、日替わりで楽しんだりするのもよいのではないでしょうか。 私も気をつけつつコーヒーを楽しみたいと思います。
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