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賞味期限の無い食品
砂糖
スプーン印で有名な砂糖には、「砂糖は長期保存が可能な食品ですので、賞味期限は記載しておりません」と記載されています。まさに、その通りなのです。 品質の変化が極めて少ないものとされている砂糖は、賞味期限はありません。 ただし注意点としては、保存方法により湿気や虫がついたりすることがあるため、密封容器に入れて冷暗所で保存することが大事ですね。塩
砂糖同様、塩も品質の変化が極めて少ない食品ですので賞味期限はありません。 ただし塩は、湿気に弱いため、固まったりすることがありますので保存には気をつかいましょう。常温保存で良いですが、高温多湿は避けたいですね。アイスクリーム
アイスクリームは、マイナス18度以下で冷凍保存されるため、その温度で保存されている限り細菌の増殖がありません。 品質の変化も極めて少ない食品であるため、賞味期限はありません。 ただし、- 冷凍庫の開閉回数が多い
- 他の食品が沢山入っている
ガム
ガムは品質の変化が極めて少なく、水分も非常に少ないため安定しています。長期保存が可能により、賞味期限はありません。 ただ、特定保健用食品の許可を受けているガムは、賞味期限の記載を義務づけられています。 保存については高温多湿を避けるようにしてください。また車内に置くボトルガム等は高温にさらされている可能性があるので、早めに消費するようにしたいですね。塩分の多い梅干し
保存料・着色料を使わず、塩だけを使用して作られたものに限りますが、梅干しも塩の殺菌効果により腐りません。 とりわけ、塩分濃度20%前後であれば、賞味期限はありません。ただし、塩分濃度15%以下の減塩タイプは腐りやすいため、期限表示があります。 保存の際には、乾燥を防ぐために密封容器に入れて常温保存するようにしましょう。この動画を見れば塩分濃度20%の梅干しが作れますよ。是非試してみてください。
果物・野菜
法律上、「加工食品」には消費期限又は賞味期限の記載表示義務があります。しかし「原料食品」には期限の記載表示義務はありません。 果物や野菜は食品の「原料」になりますよね?なので賞味期限を記載する必要が無いんですね。 とは言え、果物や野菜それぞれの特性に合わせた正しい方法で保存することと、できる限り早めに消費するようにすることは大事です。最後に、以前は賞味期限の無かったものの、現在では期限が制定されている食品を1つご紹介しておきます。
はちみつ
はちみつは基本的には腐らない食品です。水分が極めて少なく糖度が高いため、細菌の増殖がありません。また以前は、長期保存が可能なので賞味期限はありませんでした。 しかし、日本では1996年4月からは法律上、賞味期限の記載が義務付けられました。 とは言え、はちみつは低温により結晶化することがあっても、保存がしっかりしていれば品質には問題ないものです。高温多湿を避けて常温保存するようにしましょう。「あくまで食べ物」という意識を

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