
そこで、
- 服に付いたタバコの臭いをけす方法
- 臭いが落ちにくい理由
目次
タバコの臭いが落ちにくい理由は?
メインの臭いはアンモニア
タバコの独特の臭いですが、どうして落ちにくく感じるのでしょうか。 第一の理由は、臭いの主成分にあります。 タバコの臭いの主成分となるのは、アンモニア。 目にツーンとくる刺激臭で、この臭いを好む人はほとんどいないかと思います。そして一度感じてしまうと、嫌な臭いがすると気になってしまうもの。 そのため、タバコの臭いは落ちにくいと感じてしまうのです。
臭いの種類は数千種類
臭いの主成分となるアンモニアは、水にとても溶けやすい性質をもちます。そのためアンモニア臭だけならば、実は落とすのは簡単。 しかしタバコの臭いは、アンモニア以外にも様々な成分が含まれています。 主な成分で言えば、下記のものが挙げられます。・酢酸
足の臭いの主成分となるもの
・スカール
アンモニアと同様の刺激臭
・アセトアルデヒド
二日酔いの人の体臭の原因となる臭い
・タール
臭いというよりは、粘り気のある物質のために臭いを逃さない効果。このタールのせいで、服や髪についたタバコの臭いが取れにくくなってしまうのです。
その他の成分も含めれば、数千種類物成分の臭いが複雑に絡み合っているんですね。
服に付いたタバコの臭いを消す方法
スチームアイロンで
Yシャツなどのアイロンが使える衣服なら、スチームアイロンを活用しましょう。 手順は、次の通りです。- 衣服にスチームアイロンの蒸気を、まんべんなく当てる。
- 蒸気が残っているうちに、衣服を振り回す。
お風呂に入った後に
時間に余裕があるなら、お風呂の蒸気を利用する方法もあります。 手順は、次の通りです。- 入浴後のお風呂に衣服をつるし、可能であれば換気扇を回す。
- 一晩(半日程度)置いてから、屋外に干すなどして乾燥させる。

ドライヤーで
出かける寸前に臭いに気づいた時は、ドライヤーを活用しましょう。 その方法は、ドライヤーの冷風を衣服から20センチほど離して全体に当てるだけ。 こびりついた臭いはさすがに取れませんが、タバコの移り香程度なら対処可能。衣料用の消臭スプレーをかけてから、冷風を当てるとさらに効果的です。外に干す
洗濯の難しい衣服で、そこまで頑固な臭いでないなら外に干すのも効果的です。簡単な方法としては、一晩外に干しておくだけ。 もう少し衣服に気を使うのであれば、風通しの良い日陰で数日干します。日向に置く方が臭いは取れますが、衣服によっては生地を傷める可能性が。衣類表示を確認して、不安があるなら日陰で干しましょう。頑固な臭いは重曹で
洗濯可能な衣服なら、臭いを吸い取る効果のある重曹を活用しましょう。 まずはこちらの手順で、臭いを取ります。- 衣服が入る大きさのビニール袋(ゴミ袋がおすすめ)に、重曹を大さじ3程度入れる。
- そこに衣服を入れ、袋を何度も振る。
- そのまま一晩置き、翌日に重曹ごと洗濯する。
もしこれでもダメだった場合は、つけ置き洗いに切り替えます。
- たらいなどに、40度程度のぬるま湯・大さじ3程度の重曹・衣料用洗剤を溶かす。
- そこに衣服を優しく漬け込み、30分~2時間程度置く。
- 一度絞ってから、衣服だけを洗濯槽に入れていつもどおり洗濯する。
臭いを残さずすっきり!

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