
今回はこのDHAが妊婦さんにどんな効果をもたらすのか、またオススメの摂り方などをご紹介します。
目次
DHAにはママにも赤ちゃんにもうれしい効果がいっぱいある
DHAがどんなものなのか知っていますか?体に良いというくらいしか知らないというママでも大丈夫ですよ!これを読んで詳しくなっちゃいましょう。DHAとは?
DHAというのは「ドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic Acid)」の略称で、青魚などに含まれている必須脂肪酸です。 DHAにはこんな働きがあります- 血液をサラサラにする
- アトピーやアレルギーなどの改善
- がん予防
妊婦さんにもたらすDHAの効果
DHAは妊婦さんの身体にとっても大切な栄養素です。胎盤や母乳にこのDHAがたくさん含まれていて、ほかにも様々な働きをしてくれています。 妊婦さんには次のような働きをします- 早産の予防
- コレステロールを下げ、過度な体重増加を防ぐ
- 精神を安定させる
胎児にもたらすDHAの効果
妊娠中にママがDHAを摂ると、お腹の赤ちゃんにはどんな効果があるのでしょうか。 胎児にはこのような効果があります。- 低体重のリスクを防ぐ
- 脳神経の発達を促進する
- その他の細胞と神経細胞の機能を助ける
いつからDHAを摂ることができるの?
妊婦にとっても赤ちゃんにとっても、大切な栄養素であるDHA。なるべくたくさん摂って少しでも賢い子を生みたい!と思いますよね。 でも妊婦の身体はとてもデリケートなので、次のことに注意しておく必要があります。 ママの摂った栄養は、そのまま胎盤やへその緒を通じて、赤ちゃんに届きます。DHAの正しい摂り方をよく知っておきましょうね。
DHAはいつからいつまで摂るといいの?
ママが妊娠に気づいた時すでに、お腹の中では胎児の臓器や神経細胞の発達が盛んになっています。妊娠中に取り込まれたDHAは、胎児の細胞にも取り込まれて非常に大切な役割を果たしてくれます。 つまり「妊娠してすぐ」から摂ることで胎児の脳の発達を助けてくれるのです。 また母乳の生成にもDHAは不可欠です。母乳から生まれた赤ちゃんにDHAを摂らせることが出来るので、授乳期が終わるまではしっかりと摂りましょう。 母乳が出ないママでも大丈夫!粉ミルクでもDHAが入っているものがたくさん売られています。ぜひ積極的に赤ちゃんにDHAを与えてあげましょう。どれくらい摂ることができるの?
たくさん摂れば摂るほど効果的というわけではありません。過剰摂取すると身体に弊害が起きる可能性もあるので、1日の必要量の範囲内でしっかり摂ることが大事です。 ■DHAの1日摂取量 妊娠前は、1.6g 妊娠中は、1.8g 授乳中は、1.8g 赤ちゃんとママが身体を通じて深く関わっている期間は、少し多めに摂る必要があります。これ以上摂ってしまうと、吐き気や下痢などの症状が出てくるので気を付けましょう。 また内服薬を服用している場合は、その種類によって相乗効果をもたらす可能性があるので必ず医師に確認してから摂取するようにしたいですね。オススメのDHAの摂り方
DHAは体内で作ることのできない栄養素なので、食べ物から摂らなくてはなりません。ここではオススメのDHAの摂り方をご紹介しますね。魚を積極的に食べよう

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また煮干しを食べるのもオススメです。小腹が空いたときにおやつ代わりに食べることでDHAも摂れるし、過度の体重増加も予防できますよ。
サプリで摂ろう

そして市販のサプリを飲むときには、必ず説明書をチェックしておきましょう。中には「妊娠中は服用しないでください」と書かれているサプリもあるので気を付けてくださいね。
またサプリだけでは栄養が偏ってしまうので、バランスの取れた食事にプラスするという気持ちを忘れないようにしましょう。
普段から積極的にDHAを摂りましょう

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