毎日シャンプーしているのに、髪の臭いが気になることはよくあります。
またシャンプーの種類が多すぎて、どれを使って良いのか悩むことも多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、塩シャンプーで頭を洗う方法。
髪トラブルが解消されると話題になっていますが、どんな洗い方なのか気になりませんか?
そこで今回は、
・塩シャンプーとは
・塩シャンプーによる髪への効果
・塩シャンプーのやりかた
…を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
塩シャンプーとは
塩だけで洗う!
塩シャンプーとは、時の通り、シャンプーを使わず塩で頭を洗う方法のことです。
現在ではあたり前のように使っているシャンプーは、1960年ころから普及。更に毎日頭を洗うのが一般的になったのは1980年代と、比較的新しい習慣とも言えます。
現代を生きる私達にとって、シャンプーを使わないことは不安かもしれません。
しかしシャンプーを使わない洗い方でも、きちんと汚れは落ちるので大丈夫なんですよ。
塩シャンプーの髪に良い効果とは?
潤いある地肌に
塩シャンプーの効果でまず挙げたいのが、「地肌の潤いを落としすぎない」点です。
シャンプーに含まれる洗浄成分は、頭皮の皮脂や汚れを落とすのに適したもの。しかしこの洗浄成分は、地肌にとって必要な潤いまで落としてしまう傾向が。
そのため、地肌が乾燥しやすくなり、フケやかゆみの原因になってしまうのです。
更に乾燥した地肌は潤いを守ろうと、今まで以上に皮脂を出して保護。これがべたつきやすい髪や、地肌トラブルの原因となってしまいます。
毎日洗うようになった私達の頭は、元々お湯だけで皮脂が落ちる状態だと言われています。
そこにタンパク質を落としやすくする効果のある、塩をプラス。その結果、必要以上に潤いを奪わない、地肌に良い状態で髪が洗えるんですよ!
頭皮のニオイ対策に
皮脂が過剰に分泌された地肌は、自然と毛穴に古い皮脂がたまりやすくなります。これが毎日洗っているのに、夕方ぐらいに髪が臭う原因に。
なので塩シャンプーに切り替えると、過剰な皮脂の分泌が収まってニオイも解消されるんですよ。
白髪や抜け毛予防に
地肌の乾燥と余分な皮脂の分泌は、毛根にもダメージを与えがちです。乾燥が進めば毛髪が細くなり、白髪や抜け毛が増える原因に。
そこで塩シャンプーを続けることで、地肌の正常化と共に毛髪トラブルも解消されていきます。
塩シャンプーのやり方!
お湯に溶かして
塩シャンプーは、次の手順で行います。
- 髪を櫛でとかして、ホコリや汚れを落としておく。
- 洗面器にぬるま湯を入れ、そこに大さじ1程度の塩を入れて溶かす。
- ぬるま湯で、髪をしっかり洗い流す。
- 塩入りのぬるま湯で髪と地肌を濡らし、頭皮全体をやさしくマッサージする。
- 丁寧にお湯で髪を洗い流し、塩分を取り除いて洗髪終了。
塩シャンプーに使う塩は、出来れば粗塩がおすすめ。なければお料理に使う塩でもいいので、始めやすいのも魅力的ですね。
最初のうちはべたつくかも知れませんが、一週間ほど続けると自然なまとまり感が生まれます。
リンスは?
塩シャンプーを行う場合、基本的には市販のリンス・コンディショナーは不要。それでも髪のパサつきが気になる人は、お酢でのリンスで落ち着かせましょう。
お酢でリンスすると、頭皮の殺菌効果が高まって匂い予防に効果的。しかもお酢のアミノ酸がキューティクルを引き締めて、つやつやの髪に仕上げてくれます。
■お酢のリンスの使い方
- 洗面器にぬるま湯を貯め、お酢(またはクエン酸)小さじ1を溶かす。
- (1)で髪全体を濡らし、やさしく頭皮をマッサージする。
- ぬるま湯でしっかり洗い流す。
お酢の匂いが気になる方は、砂糖の入っていないリンゴ酢を使うとふんわりとした香りに。あるいはクエン酸を使うと、無臭ながらお酢と同様の効果が期待出来ますよ。
塩シャンプーのポイントと注意点
嬉しい効果が期待出来る塩シャンプーですが、やる時のポイントと注意点があります。
お湯は34~35度のぬるま湯で
熱湯は地肌を痛める恐れがある上、タンパク汚れが落ちにくい傾向が。
34~35度ぐらいが一番汚れが落ちやすいので、ぬるま湯で洗いましょう。
傷やニキビがあるときは使わない
頭皮にニキビ・傷・湿疹があると、塩がしみることが。症状が悪化する恐れもあるため、治ってから塩シャンプーを再開しましょう。
また使ってみて頭皮に刺激を感じたときも、すぐに洗い流して使うのを止めましょう。
塩シャンプーでナチュラルな髪に
塩シャンプーは、身近な「塩」を使って髪を洗う方法。シャンプーで奪われがちな地肌の潤いが守られ、嫌なニオイもなくなる髪に優しい洗い方なんですよ。
最初の頃はベタつきがあったり、髪のキシキシ感に不安を感じるかも知れません。
しかし長く続けることに、健康的で自然な髪質に変わっていくのでじっくり続けたいですね。
塩でやさしく髪を洗って、ナチュラルビューティーを目指しませんか?
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