「コンビニにはなんでもある」とは言いますが、特にスイーツは驚くほど充実していますよね。しかもどれを食べてもスイーツ店レベルの味で、ついつい買いすぎてしまうことも。
そんなコンビニスイーツから再び人気となったものに、「クイニーアマン」というものがあります。
見た目はデニッシュパンで、カリカリのキャラメルとバターの風味がとっても美味しいですよ!
そんなクイニーアマンの気になるカロリーと、美味しい食べ方を紹介します。
クイニーアマンとは
フランス生まれの洋菓子
クイニーアマンはフランス生まれの洋菓子で、ブルターニュ地方の洋菓子職人が考えだしたもの。その意味は「バター(amann)の菓子(kouign)」で、その名の通りバターがたっぷり使われています。
実は「クイニーアマン」はフランス語ではなく、ブルターニュ地方で使われているブルトン語。そのためフランスではクイニーアマンと言っても、通じないことがあるんですよ。
再び注目
クイニーアマンは、1990年代後半に一度流行したお菓子。ベルギーワッフルが大流行した後に、同じような食感のスイーツとして紹介されました。
その後クイニーアマンのブームは去り、一部のお店で定番商品として販売され続けていました。それが2013年ごろからコンビニで販売され、懐かしさと美味しさから再び注目。
現在は定番スイーツパンとして、以前より気軽に食べられる様になりました。
クイニーアマンのカロリーはどれぐらい?
食べやすさにご用心
クイニーアマンのカロリーは、1個あたり300〜350kcal前後と少々高め。その原因は風味豊かなバターと、表面を多くサクサクのキャラメルにあります。
クイニーアマンのキャラメルは、グラニュー糖をバターで溶かして焦がしたもの。甘くて美味しいのですが、油脂と糖分が多いので、どうしてもカロリーが増えてしまいます。
コンビニのクイニーアマンのカロリーは?
大手コンビニの中でクイニーアマンを取り扱っていて美味しくて有名なのは、ローソンですね。そのローソンで取り扱っている「クイニーアマン・メープル風味」のカロリーは339kcal。
キャラメル部分がメイプルシロップとなっていますが、やはりカロリーは少し高めです。
なお、他のコンビニでは販売を終えていたり、過去に販売終了したものが復活したりといったことがありました。根強い人気を誇るクイニーアマンですから、他のコンビニでも復活するかも知れませんね。
クイニーアマンの美味しい食べ方
温めなおして少し待って
お店でクイニーアマンを購入したら、食べる前に一度軽く温めましょう。
電子レンジなら10秒から20秒程度。
オーブントースターなら30秒程度
がベストです。
軽く温めることで中のバターが溶け、驚くほどバターの風味が香ります。更にキャラメルも程よいサクサク感となるので、冷たいままより美味しんですよ!
初心者にはちょっと大変
クイニーアマンの作り方は、クロワッサンなどのパンとほぼ同じで、
- 強力粉・ドライイースト・バター・砂糖・塩・水を混ぜて寝かせる。
- バターとグラニュー糖をを織り込みながら、薄く伸ばして折りたたむことを繰り返す。
- しばらく寝かせてから、底にグラニュー糖を入れた型に入れてオーブンで焼く。
…というもの。
そのため日本では洋菓子店の他に、パン屋でも見かけます。
□クイニーアマン
※動画を見てわかりますが、結構手順が複雑です。
簡単クイニーアマン風
近くにクイニーアマンを売っているお店がないけれど、どうしても食べたい。そんな方に比較的簡単に作れる、クイニーアマン風スイーツを紹介します。
市販のデニッシュ 1〜2個
バター(マーガリン可) 20g程度
グラニュー糖 大さじ1〜2
塩 少々(無塩バターの時のみ)
- デニッシュにバターを半量だけ塗る。
- テフロン製のフライパンに、バターの残りを入れて弱火で溶かす。
- デニッシュをバターを塗った方を下にして乗せ、軽く焦げ目が付くまで弱火で焼く。
- デニッシュを取り出し、グラニュー糖(と塩)をフライパンに入れて軽く混ぜる。
- 再びデニッシュを入れ、グラニュー糖が軽く固まるまで加熱したら完成。
パンはデニッシュを使いましたが、フランスパンや食パンの耳でもOK。これらのパンを使う場合はバターの量を増やすと、更にカリカリになります。
頑張りたい時に
クイニーアマンは甘くてサクサクで、バターの香りが後を引くスイーツです。しかし、美味しい一方でカロリーは高く、何個も食べてしまうと後で後悔するかも。
そこでクイニーアマンを食べる時は、勉強や仕事を頑張った後のご褒美にしましょう。
脳を働かせたると糖分を消費するため、適度に甘いものを食べると元気になれるんですよ。ご褒美と思えばカロリーも気にならない、美味しいクイニーアマン頂きましょう!
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