- スキンケアってしても良いの?
- 何をすれば良いのかわからない
目次
赤ちゃんの肌の特徴は?

赤ちゃんの肌と大人の肌の違い
人間の肌には、角質層の1番上に、乾燥・ホコリなどの外側からの刺激をバリアする表皮があります。 この表皮、ラップ1枚分の厚さしかないと言われていますが、赤ちゃんはその半分以下の厚さしかありません。 また、赤ちゃんの肌の皮脂量は大人の半分以下、角質層で保持している水分量は3分の2と、肌機能が未発達なのです。だから乾燥しやすい
このように、大人に比べて肌機能が未発達な赤ちゃんですが、外側から受ける刺激は大人と同じですよね。 だから、言うまでもなく、赤ちゃんの肌は大人よりも肌が乾燥しやすいのです。赤ちゃんの肌を乾燥から守るスキンケア

清潔を保つ
乾燥しやすい赤ちゃんの肌には、石けんは良くないのでは?と思うママもいるかもしれません。私も、息子が肌の乾燥と湿疹で受診した時に、石けんを使って洗顔するように指導されて驚いた記憶があります。 しかし、大人と比べてバリア機能の弱い赤ちゃんの肌には、汚れはとても強い刺激となってしまいます。汚れはきちんと落としましょう。 その際、ゴシゴシ洗いは禁物です。あくまでやさしく、泡の力で洗うくらいの気持ちで行うと良いです。そして、洗浄料は赤ちゃん用の石けんやボディソープを使うようにしましょう。無添加で低刺激のものでも、大人用では刺激が強すぎる場合があります。 すすぎもきちんと行いましょう。お湯の温度は36〜38℃を目安に、泡が残らないようしっかりすすぎましょう。すすぎ残しがあると、肌荒れやカサつきの原因となってしまいます。
しっかり保湿
しっかり洗った後には、しっかり保湿をしましょう。洗顔後・入浴後は1番水分や油分を必要としています。私たちと同じですね。 水分量の多いローションや、油分量の多いクリーム・オイルなど水分と油分の両方が含まれている乳液タイプと、たくさんのスキンケアグッズがあります。 その中でも乳液タイプは、- こぼれない
- 手に取りやすい
- 全身にムラなく伸ばせる
- 1度に水分・油分を補える
基本的に乳液タイプを使用して、
- 油分より水分を補いたい=ローション
- 油分が圧倒的に足りない=クリームやオイル
また、汗やよだれ、食後に口の周りを拭いた後の保湿も忘れずに行いましょう。外出時のお世話グッズの中にスキンケア用品も加えると良いですね。 乾燥してきたなと思ったら、重ね塗りすることも有効な乾燥対策です。秋冬の乾燥はもちろん、夏の空調による乾燥も、赤ちゃんの肌にとっては刺激となります。
いつでもケアできる準備をしておけば安心ですね。
スキンケアはいつから始めたらいい?

生後3か月頃まで
この時期の赤ちゃんの肌は、皮脂分泌がとても活発です。そのため、清潔にすることが1番大切です。個人差はあるので、赤ちゃんの肌の様子を見ながらですが、清潔を重視して保湿は軽めに行いましょう。生後4か月頃から
活発だった皮脂分泌が落ち着いて、皮脂量が減少し始めます。つまり、乾燥しやすい肌になってきます。清潔を心がけると共に、保湿も重視することが大切になってきます。赤ちゃんの肌を守ろう

- 「今日は乾燥しているから重ね塗りしよう」
- 「今日はさっぱり目のスキンケアで良いかな」
https://youtu.be/FoQNrZBg9ZM 私たちがマッサージをするように、赤ちゃんにもマッサージしながらスキンケアをしてあげるのも良いですね。スキンシップもできて赤ちゃんも大喜びです。
その日の赤ちゃんの肌と相談しながら楽しくスキンケアをして、乾燥から守ってあげましょう。
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