ママにとって赤ちゃんはかけがえのない大切な宝もの。抱っこしてあげることで赤ちゃんもママの温もりを感じることができ、安心してスクスク成長してくれます。
赤ちゃんが成長するにつれて、ママはいろいろな景色や物を見せてあげようと外へお出かけします。どのママでも子供には色んな経験をさせてかしこく育ってほしいと願うものです。
ところでそのお出かけの時に、あなたは赤ちゃんを抱っこしていますか?おんぶしていますか?最近は抱っこするママやパパの姿が多いですよね。
でも実は抱っこよりもおんぶの方が、赤ちゃんは賢くなるんですよ!
今回はこの「おんぶ」のメリットや効果についてご紹介します。
おんぶよりも抱っこするママが多い理由
まずは赤ちゃんをおんぶしている人が最近なぜ少ないのでしょうか。
それにはママとして、女性として、色んな理由があるんですね。
手っ取り早く子供を落ち着かせられる
おんぶは抱き上げるまで少し時間がかかりますよね。ですが、抱っこはすぐに赤ちゃんを抱えられるので、ぐずっている時や寝かしつけたい時に早く落ち着かせることができますよね。
これは抱っこすることによって赤ちゃんにママの顔が見せられるので、安心感を与えられるからです。
赤ちゃんに早く落ち着いてほしいという時は、つい抱っこしてしまいがちです。
見た目が気になる
最近では、デザイン性や機能性の高い抱っこ紐やスリングが売られていて種類も豊富にあります。そのため、おしゃれなママには抱っこ紐がファッションの一部として取り入れられています。
一方で、おんぶ紐は胸の位置でバッテンになるものが多く、胸の形や体型がくっきりと出てしまうので、産後間もないママにとっては敬遠されがちです。
おんぶするのが怖い
おんぶだと後ろで赤ちゃんがどんな状態になっているのか分かりにくいので、抱っこの方が安全だと考えるママも多いです。
また赤ちゃんをいつ頃からおんぶできるのか知らないという方も結構います。
確かに、赤ちゃんはバランス感覚が未発達なのでグラグラしておんぶすると怖いですよね。ママも抱っこの方が安心するので、おんぶはあまりされていないのかもしれません。
おんぶをすることのメリットは?
ではなぜ抱っこよりもおんぶが良いのか。おんぶの方が、赤ちゃんがかしこく育つとはどういう事なのかを説明します。
おんぶで赤ちゃんの視界が広がる
おんぶしてもらう事で赤ちゃんは、ママの顔だけでなくママの見ている物が視界に入ってきます。
抱っこではママの顔しか見えなくて音でしか聞こえなかったものが、おんぶでは見ることと聞くことの両方で物を感じることが出来るため、脳に入ってくる情報量が格段に上がるのです。
姿勢が良くなる
抱っこはママが腕で赤ちゃんの体重に合わせてバランスを取りますが、おんぶではお尻だけを支えるので、赤ちゃんが自然と動くことが出来ます。
背中から見える景色をもっと見たいという気持ちになって、必然的に背中にしがみついて立とうとします。これが後の立って歩くという動作の練習になるので、姿勢の良い身体づくりに非常にいい効果をもたらしてくれます。
なによりママが楽チン
抱っこし続けていると、肩が前のめりになって姿勢が悪くなってしまいます。これをおんぶに代えると背中の方に赤ちゃんの重みがかかり背筋が良くなります。
おんぶ紐を使うことで両手が空いて足元の視界も開けるので、動きやすく家事も捗るのでストレスが溜まりにくくなりますね。
□おんぶdeエクササイズ
https://youtu.be/pc08VUyHTOk
※これならエクササイズしながら赤ちゃんもユラユラ出来るので一石二鳥ですね!
おんぶが出来るのは赤ちゃんが何か月になったら?
横抱きの抱っこは、ママが腕で赤ちゃんの身体全体を支えるので、生まれてからすぐできますよね。
でもおんぶは赤ちゃんが直立した姿勢になるので、ある程度月数が過ぎてからでないと出来ません。
ではいつ頃からおんぶは出来るようになるのでしょうか。
首がすわって頭が安定してから
赤ちゃんは4か月ごろになると、首がすわって頭が安定してきます。このころから手に力を入れることも出来てくると言われています。
首がしっかりすわって、ママの背中にしっかりしがみつけるようになった時が、おんぶ出来るタイミングとなります。
その時に注意してほしい点は、ママだけの判断だけでおんぶをしないこと。
赤ちゃんによって発育の速度は様々です。自治体や産婦人科などの4か月児健診で首すわりを確認してもらってからにしましょうね。
赤ちゃんが賢くなるおんぶをしよう
おんぶは昔の古臭い母親というイメージで敬遠されていますが、赤ちゃんが成長する上でメリットがたくさんあります。
おんぶされた赤ちゃんの視界にはたくさんの物が映り脳を刺激するので、知育としても姿勢をよくする身体づくりとしても効果的です。
つい見た目が気になってしまうかもしれませんが、たまにはおんぶに切り替えて赤ちゃんに新鮮な景色を見せてあげてくださいね。
コメント