
子供の普段の様子などにもより、どのような対処をするのがベストかは人それぞれ変わってくるところでもあります。 今回は「忘れ物が多い小学生の対策」について、どのような対処がベストなのかを探っていきたいと思います。
目次
忘れ物が多い小学生の特徴は?
忘れ物が多い子供には、一般的にどのような特徴があるのでしょうか?整理整頓ができない
自分のかばんや机の中がぐちゃぐちゃで、整頓できないタイプです。 プリントやノートなどもランドセルの中でぐちゃぐちゃになっていて、自分で何がどこにあるのか把握できないため、忘れ物も多くなります。ぼんやりして話を集中して聞いていない
ひんぱんに空想の世界に入ってしまい、先生や親の話をよく聞けていないタイプ。 話の聞き方がぼんやりしていて、肝心な持ち物がわかっていなかったり、親が持ち物の確認をしても、きちんと聞いていないため、忘れ物が増えてしまいます。気が散りやすく集中力がない
何かの途中で他のことに興味が移ってしまい、やりっぱなしにしてしまうタイプ。 明日の持ち物を用意している最中にも、他に興味が移ると用意していることさえ忘れ、他のことをやりだし、持ち物の準備はやりっぱなしになってしまう子供もいます。 集中力が続かず、飽きっぽく、気が散りやすいタイプは、忘れ物も多くなります。※あまりにも忘れ物が多い時はADHDの場合もあります。よく観察してあげましょう https://youtu.be/NyJxxko1J0Y
小学生に効果的な忘れ物対策は?
小学生になったら最初のうちは親が準備に付き合って、用意の仕方を習慣づけてあげましょう。 具体的に、次の順番で用意をすると、忘れ物を減らすのに効果的です。はじめに宿題を終わらせてしまう。
明日の学校の準備をしてから、その後に宿題をすると、かばんの中身をまた出してしまうことになり、忘れ物につながります。 先に宿題を終わらせる習慣をつけましょう。かばんの中身を全部出して空にする
大事なプリント類が、かばんの底に教科書やノート類の下敷きになっていることがあります。 用意をする前に、いったんかばんの中身を全部だして空にしましょう。時間割をみながら持ち物をセットする。
学校で書いてきた連絡帳をみながら、次の日の時間割を確認して用意しましょう。 連絡帳には時間割の他に、次の日必要な持ち物や連絡事項が書かれているものです。連絡帳をみながら用意をすることで、忘れ物を失くすことができます。
忘れ物を予防するために気をつけること
忘れ物をなくために普段から心掛けておくこととしては、どのようなことがあるでしょうか?生活習慣の見直し
忘れ物が多い子は、まず生活習慣を見直しましょう。 夜寝るのが遅いと朝起きるのも遅くなり、朝食、身支度を整える時間が少なくなります。余裕のない朝を迎えると、どうしても忘れ物も多くなってきます。 次の日の用意は前の晩に済ませ、早く寝て早く起きる習慣をつけてあげましょう!
整理整頓を一緒にやってあげましょう
家の中が散らかっていると、物がなくなりやすくなり忘れ物が多くなります。普段から家の中を整理整頓して、すっきりさせておく習慣をつけてあげましょう。 子供が自分で物を片付けられるように、学校の物を置く場所を決めるなどして、必ず決めた場所に物を置く習慣をつけましょう。
はじめは声をかけたり、見守ってあげる必要がありますが、習慣がついてくると自分で片付けられるようになりますよ!
子供をしっかり見てあげましょう!
小学生の間、まめに気にしていなければならないことといえば、明日の持ち物ですね。 体操服、給食袋、習字セット、絵具セット、リコーダーから、高学年になれば、調理実習のエプロン、三角巾、彫刻刀、コンパス、などなど。 沢山ある中から「明日は何がいるの?」と常に気にしていないと、朝出がけになって「○○がいる!」と言われ、大さわぎで用意することになります。わが家は低学年のころから、子供がしっかりするように!と、あえて忘れ物に気づいても届けてあげない主義にしていました。中学生や高学年になった現在、いまだに完璧ではないけれど、数々の失敗をくぐりぬけてきたせいか、忘れ物だけは自ら注意する習慣がついている様子です。
でも、その「自業自得方針」も人それぞれかも?と、今になって思います。その子によって忘れるプロセスも違うものですし、子供をよく観察して習慣づけをするのがベストではないでしょうか? 子育てに正解はなく、なにより大事なのは子供に「手」ではなく「目」をかけることが一番大事なのかな?と思う今日この頃です。
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