少しずつ陽射しが強くなってくると、紫外線が気になりますよね。
でもご存知の方も多いとおり、紫外線は最も多い5〜8月以外でも、そして日の射さない曇りの日でも一年中降り注いでいます。
シミやシワなどの老化をまねく、女性にとっては大敵の紫外線。
つい油断して後悔・・ということにならないために、UVクリームや日傘だけでなく、紫外線対策に効果的な食べ物で、内側からもしっかり紫外線をブロックしましょう!
何故食べ物が紫外線対策に有効なのか?
美容意識の高い女性であれば、一年を通して日焼けの対策はされていることと思います。
でも、たとえばメイク前にベランダに出るときや休日にゴミ出しをするときなど、いちいちUVクリームを塗ったり、日傘を使うのは忘れてしまいがち。
そういった「うっかり日焼け」も、徐々に蓄積すると顔や手のシミ・シワの原因となってしまうので軽視できません。
そこで、外側からの紫外線対策をうっかり忘れてしまったとしても、体の内側で紫外線をはね返すことが出来るように、紫外線対策に効果的な食べ物を日頃から体に取り入れることがとっても重要になるのです。
紫外線対策に良くない食べ物は?
紫外線対策を考える上で要注意な食べ物、それは「ソラレン」という光毒性をもつ物質を含む食べ物です。
ソラレンは体が紫外線を吸収しやすくする働きを持っていて、日焼けが悪化する原因となります。一見、肌に良さそうな食べ物にも多く含まれているので、注意してください!
ソラレンを含む食べ物は、
- レモンやオレンジ、グレープフルーツなど柑橘系の食べ物
- セロリ
- パセリ
- きゅうり
- 人参
- キウイ
- イチジク
- シソ
などです。夏の食べ物に多い印象ですね。
でもソラレンを含む食べ物も、タイミングに注意すれば食べることが出来ますよ!
ソラレンの働きは、体内に入って2時間後にピークを迎えます。ですからソラレンが作用している時間に陽射しを浴びないよう、夕食以降に食べれば問題ありません。
紫外線対策に効果的な食べ物は?
紫外線に負けない肌作りのために是非食べたい食べ物を、栄養素の働きとともに見ていきましょう!
※あくまでグレープフルーツなどのソラレンを含む食べ物は、夕食以降に食べるよう注意して下さいね!
ビタミンC
美肌の基本、ビタミンC。シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きを持つほか、肌のハリのもととなるコラーゲンやエラスチンの生成を促進してくれます。
ビタミンCは一定量以上体内に貯めておくことができないので、毎日こまめに摂るようにしてください。
オレンジやグレープフルーツなど柑橘系果物、いちご、キウイ、スイカ、トマト、ブロッコリー、じゃがいも、赤ピーマンなど
ビタミンA
コラーゲン生成作用のほか、優れた抗酸化作用を持っています。抗酸化作用とは、メラニンの生成や老化の大きな原因である活性酸素による酸化を抑えるはたらきです。
レバー、うなぎ、イカ、卵、バターなど乳製品
ビタミンE
抗酸化作用で肌の老化を防ぎます。また、血液の流れを良くしてターンオーバーを正常化し、メラニン色素の排出を促してくれます。
キウイ、アボカド、クルミやアーモンドなどナッツ類
※紫外線対策に効果的なトマトとアボカドを使った、マリネのレシピです!
「トマトとアボカドのレモンマリネ」
β―カロテン
活性酸素を抑え、メラニン色素の生成を抑制します。また、皮膚や粘膜を保護して、肌を強くしてくれます。
ほうれん草、人参、カボチャ、サツマイモなどの緑黄色野菜
リコピン
ビタミンEの数百倍の抗酸化作用があると言われています!活性酸素を強力に除去し、メラニンの生成を抑えてくれます。
トマト、スイカ、グレープフルーツ、柿など
ポリフェノール
ポリフェノールには抗酸化成分が多量に含まれています。ポリフェノールは体内に入ってから2時間ほど経つと消えてしまうので、こまめに摂取するのがポイントです。
コーヒー、緑茶、赤ワイン、チョコレートやココアなどのカカオが入った食品
体の外側プラス内側からの紫外線対策で、美肌を守りましょう
いかがでしょうか?
紫外線対策に効果的な食べ物は思った以上にたくさんありますね!
日傘などで陽射しを外側からブロックし、食べ物で内側からもしっかり防御。ダブルで対策を行えば、太陽の光も怖くありません。
シミやシワなどを防いで美肌を守るために、紫外線対策に効果のある食べ物を毎日のお料理に活用しましょう!
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