- わらび餅は本当にローカロリーなのか
- あのプルプル食感は何からできているのか
そこで、わらび餅の原料と気になるカロリー、そしておすすめの食べ方を紹介します!
目次
わらび餅の原料は?

わらび餅とは
わらび餅は夏になると出回る、冷たくして食べる和菓子です。平安時代には既に食べられていた和菓子で、醍醐天皇の好物だったという逸話も。ちなみに好きすぎてわらび餅に「太夫」という逸話もあり、そこから「岡大夫」という別名も生まれました。
わらび餅は夏の風物詩として、愛知などでは移動販売を見かけることも。またスーパーや和菓子店で販売される以外にも、自宅で作れる手作りキットも販売されています。
本当は黒っぽいわらび餅
そんなわらび餅の原材料ですが、基本はわらびの根から取ったデンプン「わらび粉」が使われます。 これに水と砂糖をくわえて、黒っぽく色づいて粘り気が出るまで混ぜながら加熱。その後型に入れて冷やしたものが、本式のわらび餅となります。 ここで「黒」という言葉に、疑問を感じた人はいませんか? 実はわらび粉で作るわらび餅は、黒っぽい色合いなんですよ。またわらび粉は精製が難しいため、どうしても費用がかかることに。そのため現在では白っぽい仕上がりになる、片栗粉・タピオカが主原料のものが主流となっています。
※究極のわらび餅の作り方 https://youtu.be/FCbsOtWVSYw 2:20頃から、黒く練り上げられたわらび粉のわらび餅を見ることが出来ますよ。
わらび餅のカロリーは?ダイエット向きなの?
材料はでんぷんなので

片栗粉とタピオカの違いは?
わらび餅の材料には、片栗粉をメインで使うものとタピオカをメインに使うものがあります。 片栗粉は- 主にさつまいも・じゃがいもから取れるデンプン
- 料理などでもお馴染み
- キャッサバ芋から取れるデンプン
- もちもちとした食感が特徴
片栗粉 約330kcal
タピオカ 約350kcal
タピオカのほうが若干カロリーが高めなので、カロリーを気にする方は要注意です。
ちなみにわらび粉を使用した場合、片栗粉を使用したものより若干カロリーは抑え目。それでも黒蜜・きなこなどを加えると、カロリーは増えますのでやはり注意しましょう。
わらび餅のオススメの食べ方は?
定番は黒蜜ときなこ
わらび餅の食べ方の定番といえば、よく冷やしてから黒蜜ときなこをまぶして食べるもの。ただしこれらは美味しい一方で、カロリーが増える原因となってしまいます。 そこで食べる時は、- 黒蜜はほんの少しだけ
- きなこも少量をまぶす

黒蜜もきなこも我慢したくない場合
黒蜜ときなこはわらび餅との相性が抜群。なので出来れば我慢したくない。そんな場合は、わらび餅の原材料の一番最初に記載されているものを確認しましょう。 原材料の記入欄は、使用料の多い材料から記載されています。 例えば一番最初に「砂糖」とあった場合、このわらび餅で一番使われている材料は砂糖ということ。そのためカロリーが気になる人は、このわらび餅は避けたほうが無難です。 またタピオカが上位にある場合は、タピオカメインのわらび餅。片栗粉より多く使用していると、その分カロリーが高めとなります。 わらび餅本体のカロリーを押さえて、その分黒蜜ときなこを楽しみたいですね。ほどほどに美味しく!
わらび餅は口当たりが良いため、ついつい何個も食べてしまいがち。 しかし主原料はデンプンですし、砂糖も使用しているためカロリーが気になる食べ物です。 更に甘くて美味しい黒蜜やきなこをまぶすと、食べた後に運動しないと!と考えてしまうかも。わらび粉のわらび餅はややローカロリーになるので、気になるならこちらを頂く方法も。いずれにしてもほどほどに食べたいわらび餅で、夏の季節を楽しみましょう!
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