
今回は「食べ過ぎた次の日の食事」について、お話したいと思います。
目次
食べたらすぐ太るのか?
食べ過ぎると、体重が増えたと思ってあせってしまいますね。そもそも食べたものは、いつ脂肪に変わるのでしょう? 実は余分なエネルギーは、すぐに脂肪になるわけではなく、まずは肝臓に運ばれます。 そこで余分な糖質と脂肪が脂肪細胞に蓄えられ、余分なたんぱく質(アミノ酸)は 尿として体の外に排出されます。 肝臓にストックされている時間はおよそ48時間。この間に食べ過ぎたエネルギーを消費させてしまえば、リセットも可能です!
食べ過ぎた次の日の食事は何がいい?
食べ過ぎてしまった日の翌日は、断食やごはん抜きなどのダイエットするよりは、栄養バランスを整えたままいつもの食事の分量を減らす方がおすすめです。カロリーは普段の3分の1
いつも摂取しているカロリーの3分の1の量を意識して、食事をしましょう。- ごはんはいつもの半分
- 野菜はいつもより多めに
カリウムを多くとり、水分を排出
食べ過ぎると糖質や塩分が多くなり、身体が水分を溜めこみ身体がむくむため、太ったような感じになります。 カリウムを多く含む食品をとることにより、- 体内の水分を排出でき、身体のむくみがとれる
- 筋肉の収縮を正常にして、身体の動きを良くする働きがある
- アボカド
- ほうれん草
- 大豆
- 納豆
- わかめ、こんぶなどの海藻類
- ひじき
- さといも
- 焼き芋
- にんにく
野菜を食べ、食物繊維を多く摂る
食べ過ぎた翌日には、野菜を多めに食べて食物繊維をしっかりと摂りましょう! 食物繊維を豊富に含んだ野菜をとると、- 満腹感を得られる
- 腸内環境が整えられ、排便がよくなる
- 切り干し大根
- モロヘイヤ、ほうれん草
- ごぼう、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、さといも等の根菜類
- こんにゃく
食事以外に気をつけることは?
食べ過ぎた翌日に、食事以外でできることにはどのようなものがあるのでしょうか?特におすすめの方法を3つご紹介します。朝に軽い運動
朝に軽い運動をすると、1日の代謝を高くキープすることができ、消費エネルギーを多くすることができますよ! 代謝は1日一定ではなく、朝起きた瞬間がもっとも低く、朝起きてからだんだんと上がり、 昼間にピーク。そして、夜にむけてだんだん代謝が落ちていきます。 代謝の低い朝にあえて運動することで代謝を一気に上げることができ、代謝の高い状態を長い間キープすることができます。
水分を多めに摂る
水分を積極的にとると、- 血液がサラサラになって流れがよくなる
- 代謝があがり、体内の老廃物が排出されやすくなる
食べ過ぎに効果のあるツボ
食べ過ぎたときには、消化を促進する「ツボを押す」のもおすすめです。 消化を促進するツボには、このようなものがありますよ。胃点
耳の真ん中にあるツボで、ここを刺激すると胃の働きが活発になり、消化が促進されます。 https://youtu.be/6PJ7cDWaQeg足三里
膝の外側のくぼんだ部分から指4本下がったところにあるツボです。胃の不調を整える効果があります。 足三里は、消化器系、婦人病、高血圧、いろいろ効きますよ中脘(ちゅうかん)
みぞおちと、おへその間のちょうど中間にあるツボです。消化不良を解消する効果があります。食べ過ぎてしまったら、とにかく早く消化していつも通りのペースに戻したいですね。 ツボの効果、すぐに実感できるかどうか人それぞれですが、ツボを押してみると気持ちよく、試す価値あり!ですよ。
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