お弁当や行楽に活躍するおにぎりは、その家によって大きさや味に変化が見られる料理。
コンビニのおにぎりは常に大人気ですし、オフィス街の美味しいおにぎり屋には行列も出来るほどです。
そんなおにぎりですが、自分で握ると今ひとつの仕上がりでがっかりすることが。また衛生面を考えてラップを使いたい場合、どう握れば良いか悩んでいませんか?
そこで、おにぎりの握り方のコツと、ラップで使った握り方のコツを紹介するのでぜひ覚えてくださいね!
おにぎりの握り方のコツ
基本をおさらい
まずはおにぎりの基本の作り方を、おさらいしましょう。
- 炊きたてのご飯
- しゃもじ
- ボウルまたはバット
- 塩
- お好みの具材
- 海苔
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いつもより心持ち水を少なめにして、お米を炊きます
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炊き上がったらすぐにボウルやバットにご飯を移し、ふんわりとしゃもじでご飯を混ぜます
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手をきれいに洗ってから、手のひらに塩を振ってなじませます
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ご飯が熱いうちにご飯を手に取り、中心部に具を入れます
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ご飯で具を包みながら、手で優しくご飯を軽く握ります
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海苔を巻き、おにぎり冷めるまでしばらく待つ。
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おにぎりが冷めたら、アルミホイルやラップで包んで完成。
おにぎりを美味しく握るコツ
おにぎりを美味しく仕上げるには、いくつかのポイントがあります。
固めの炊きたてご飯を使う
ご飯の水分量が多いと、ベチャッとしたおにぎりに仕上がります。
また冷やご飯などは、ご飯同士がくっついて食感が悪くなる原因に。おにぎり用のご飯はいつもより水分を少なめに炊きましょう。
熱々ご飯を使う
炊きたてご飯は熱いですが、この「熱々」が美味しいおにぎりとなる秘訣です。
熱々ご飯は蒸気が出るため、程よく水分が抜けていきます。
その状態で一度バットやボウルに移し、軽く混ぜることでさらに適度な水分量に。混ぜることでご飯もほぐれるため、美味しいおにぎりになるんですよ。
強く握らない
そして最大のポイントが、ご飯を強く握らないことです。
慣れないうちは強く握りがちですが、手のひらで少し押さえるぐらいがちょうどよい握り加減。手の中で転がして場所を変えつつ何度か握れば大丈夫です。
三角形の場合は片手を「く」の字にし、もう片方の手でおにぎりを回転させながら軽く握る。
丸型の場合は、手の平を丸くしながら優しく形を整えていきましょう。あとは海苔を巻いて冷めるまで待てば、ふんわり食べやすいおにぎりの完成です。
ラップで包んでおにぎりの握り方は?
ラップを使った握り方
衛生面で気を使いたいときは、ラップを活用したいものです。そこでラップを使った、おにぎりの握り方を紹介します。
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固めにご飯を炊き、バットやボウルに移して軽く混ぜてほぐします
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ラップを敷き、その上に軽く塩をまぶします
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その上に、ご飯・具・ご飯の順番で乗せていきます
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ラップを三角形(または球体)になるように包み、ラップの上から軽く3~4回手の平で押さえます
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ラップを広げ、軽く塩を振ってから海苔で包んで冷めるのを待ちます
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冷めたら新しいラップ、またはアルミホイルで包んで完成。
ポイントは、手で握る時と同じく、強く握らないこと。ラップ1枚を挟んでいますが、手で優しくご飯をまとめるように押さえると美味しく仕上がります。
もう一つのポイントが、握ったラップと最後に包むラップ類は別にすること。
ラップでくるんで握って完成とすると、おにぎり内の水分が残って食感が悪くなってしまいます。
手で握った時と同じように、握ったあとは一度ラップを外して冷めるまで待ちましょう。
お茶碗も活用しよう
どうしても力が入りすぎてしまうなら、お茶碗を活用しておにぎりを作りましょう。
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浅めのお茶碗に、おにぎりの半量分のご飯を入れます
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中心部に具を入れ、その上に残りのご飯を乗せます
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同じ形のお茶碗をかぶせ、中のご飯がまとまるように優しく何回か振ります
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ラップにご飯を移して包み、上から軽く握って形を整えます
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ラップを外し、上から軽く塩を振ってから海苔を巻いて冷まして完成。
お茶碗を使う場合のポイントですが、あまり強く振らない事。
手でお茶碗をしっかり押さえて、中で回転するように振ればきちんとご飯はまとまります。あとはラップの上から形を整えれば、丸いおにぎりも三角おにぎりも簡単にできますよ。
おにぎりは奥深い
□おにぎりの握り方(三角・丸・俵)
おにぎりはご飯・具・海苔があれば出来るため、簡単な料理だと思いがち。しかしご飯の炊きあがりや握り具合で食感が変わるため、実は奥深い料理でもあります。
形を保ちつつ食べるとご飯がほどよくほぐれるおにぎりは、本当においしいもの。それだけに手で握ったりラップを活用するなどして、上手に握りたいですね。
いつものお弁当や行楽用に、美味しくおにぎりを握りませんか?
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