
今回は子供たちと遊んだあとの花火の「安全な捨て方」と来年まで使えるようにする「正しい保存方法」をご紹介します。
目次
使い終えた花火の安全な捨て方は?

浸す日数の目安は、以下のとおりです。
- 手持ち花火の場合は3日ほど
- 打ち上げ花火の場合は1週間程度
※綺麗な花火ですね!楽しんだら、あとはきちんと処分したいですね。
使っていない花火の安全な捨て方は?
使っていない花火であっても、持ち手が折れていたり、導火線が切れていて使えない花火はケガをしてしまう危険があるので使わずに処分しましょう。 このとき気を付けて欲しいのは、まだ火薬が完全に残っているということ。火をつけていない花火には火薬がたくさん詰まっていますので取り扱いには十分注意が必要です。 この場合も水を張ったバケツに浸して火薬を濡らすのですが、火薬の量が多いので、浸しておく日数が使用後の花火とは異なります。- 手持ち花火は1週間くらい
- 打ち上げ花火は10日以上
残った花火を翌年使うための保管方法
子供たちに満足してもらうために、つい多めに買ってしまった花火。夏が終わるまでに使い切ってしまうのが一番ですが、タイミングを逃して残ってしまった花火もきちんと保管することで翌年でも使えますよ。 花火は湿気を吸うと使えなくなってしまいます。でも保管する時に湿気対策をしておけば、翌年まで乾燥した状態を保つことができます。
ここでおすすめのアイテムは「乾燥材」です。「シリカゲル」とよばれる乾燥材は、お菓子や海苔を買った時に入っていますよね。これが花火の保管に大活躍してくれます。 花火の火薬部分にこの乾燥材をあてながら新聞紙でくるんでおきます。それをビニール袋に入れておくことで湿気から花火を守ることができます。 打ち上げ花火の場合は、火花の出る吹き出し口に乾燥材をあてながら新聞紙でくるんでくださいね。このとき吹き出し口についている紙が破れてしまわないようにそっと包みましょう。
保管場所は、低温低湿の暗いところがおすすめです。押し入れなどに入れる時は、花火の上に物を置かないように気を付けてくださいね。 花火は保存状態がよければ10年もつといわれています。余ってしまっても捨てずにきちんと保管して翌年まで置いておきましょう。
花火を正しく扱って夏を満喫しましょう

また余った花火を保管しておくことで、翌年の初夏から楽しむことが出来ます。誰よりも早く花火が出来るなんて、子供たちも喜ぶこと間違いなし!です。 夏の暑さを和らげてくれる花火を子供たちといっぱい楽しんでくださいね。
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