旬の果物は栄養満点!「春」の果物おすすめ食べ合わせは?

春の果物といえば何を思い浮かべますか?意外と出てきませんよね。 春にはデコポンや夏みかんなどのかんきつ類、いちごなどが旬を迎えます。旬の食材にはその時期の体が欲する栄養がつまっています。 最近では一年中いろいろな種類の果物が食べられますが、それぞれの栄養価には時期によって波があり、最も高まるのが旬なのです。 春に旬を迎える果物についてご紹介します。
目次

春の果物と言えば?

それでは、春の果物と言えばコレ!といえる5つの果物をご紹介します。

いちご

春といえばいちごですね。美味しいイチゴの見分けるには次の点に注意しましょう。
  • つぶつぶがはっきりしているもの
  • へたが濃い緑色のもの
  • 実が鮮やかな赤色で傷がないもの
おいしい時期: 12-4月(ハウス) 注目の栄養成分: ビタミンC、葉酸、食物繊維、カリウム、カルシウム、フラボノイド 主な効用: 風邪予防、美肌効果、虫歯予防 保存方法: ラップで包み冷蔵庫。ビタミンCが流れ出てしまうので、洗う際はへたを取らずに洗いましょう。 品種: 「あまおう」「とちおとめ」「紅ほっぺ」など250種類以上

ネーブル

ネーブルはオレンジの一種で甘くて美味しいです。ビタミンや食物繊維、ミネラルがバランスよく含まれています。
おいしい時期: 12-4月 注目の栄養成分: ビタミンC、ビタミンB1、葉酸、クエン酸、カリウム、食物繊維 主な効用: 生活習慣病の予防、ストレス解消、美肌効果 保存方法: 冷蔵庫

グレープフルーツ

グレープフルーツは、ホワイト、ピンク、ルビーなどの種類があり、ルビーにはリコピンやカロテンが含まれています。
おいしい時期: 12-4月 注目の栄養成分: ビタミンC、ビタミンB2、カルシウム、クエン酸、ナリンギン 主な効用: 美肌効果、疲労回復、抗ガン作用 保存方法: 長期保存は冷蔵庫

デコポン

デコポンも今では有名になりましたが、袋ごと食べられて栄養満点ですね。
おいしい時期: 2-4月 注目の栄養成分: ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンP、食物繊維 主な効用: 美肌効果、疲労回復、動脈硬化予防 保存方法: 冷蔵庫

夏みかん

夏みかんは、皮にも栄養が多く含まれているので、マーマレードなどに良くあいますよ。
おいしい時期: 4-6月 注目の栄養成分: ビタミンC、ビタミンB1、葉酸、クエン酸、カリウム、食物繊維 主な効用: 美肌効果、疲労回復、高血圧予防 保存方法: 常温

春だからこそ!果物に含まれる大事な栄養

今回ご紹介した5種類の果物には、ビタミンC葉酸などの栄養成分が豊富に含まれています。 私たちの体にどんな効果をもたらすのでしょう?それぞれの栄養成分について取り上げてみたいと思います。

ビタミンC

美肌といえばビタミンCというイメージがありませんか? ビタミンCは、
  • メラニンの沈着を抑える
  • メラニン色素を還元して薄くする
  • 紫外線対策に必須の栄養成分
  • 肌のハリを支えているコラーゲンの合成
  • 抗酸化作用
  • 抗ガン作用
  • 抗ストレス作用
  • 疲労回復
など、皮膚だけでなく筋肉や血管、骨の強化もしてくれる、大活躍なビタミンです。 しかし、体内では生成されず、たくさん摂取してもそのときに体に必要な分量しか吸収されません。また、溜めておけない上にストレスによって消耗されてしまいます。 毎日少しずつでもとることが大切なのです。

葉酸

葉酸は、
  • ビタミンB群の一種
  • ビタミンB12とともに赤血球の生成に必要不可欠な栄養成分
  • たんぱく質の生合成
  • 細胞新生するための核酸合成に必要
など。 核酸は特に妊娠中に重要で、赤ちゃんのDNAやたんぱく質の合成にも必要になります。そのため、妊娠期間には平常時の約2倍とるべきだといわれています。 葉酸の摂取によって、胎児の先天性異常のリスクが軽減するという研究もあるようです。 また、葉酸が不足すると巨赤芽球性貧血(これは鉄分が不足したときの貧血とは別のもの)に陥ります。

ビタミンB1とB2

ビタミンB1とB2はそれぞれ栄養素の代謝を助ける働きがあります。 ビタミンB1:糖質 ビタミンB2:糖質、たんぱく質、特に脂質 を、エネルギーに変えるプロセスを助けます。 よって、この二つのビタミンが不足してしまうと、エネルギー不足になり、夏バテなどの原因になる恐れがあります。 また、精力的に活動するためには、摂取しておきたい栄養成分です。 ビタミンB1:アルコールの分解 ビタミンB2:細胞の新陳代謝を助ける、過酸化脂質を分解 する働きもあります。

効用たくさん!春の果物 食べ合わせ!

どんなに体にいい食材でも、食べ合わせや調理方法が間違っていては、含まれている栄養成分を取り逃してしまうかもしれません。 特にビタミン類は、洗う際に流れ出てしまったり熱で壊れてしまったり、注意が必要です。しかし、相性の良い栄養成分が組み合わせられれば、相乗効果が得られます。 春の果物の食べ合わせをご紹介します。

いちごに合う食べ合わせは?

■いちご+ やまいも・ヨーグルト・チコリー・しそ
  • 胃腸の強化
  • ガン予防
  • 老化予防
  • 免疫力UP
いちごとチコリーのサラダがおすすめです!

■いちご+ ブロッコリー・ピックグレープフルーツ・トマト

  • ガン予防
  • ストレス解消
  • 美肌
ヨーグルトドレッシングでサラダにするとおいしいです。

■いちご+ キウイ・レモン

  • 美肌
  • ストレス解消
低糖のヨーグルトに入れて食べると甘みが引き立ちます。 ビタミンCは熱に弱いので熱いものと一緒にとらないようにしましょう。また、水に流れてしまうので、いちごを洗う際にはへたをつけたまま洗いましょう。

グレープフルーツに合う食べ合わせは?

■グレープフルーツ+ ブロッコリー・トマト・なす
  • 美肌
  • ガン予防
グレープフルーツの酸味はサラダのアクセントになります。 柑橘(かんきつ)類はの部分に、
  • 血管を強化したりビタミンCの吸収率を高めたりするビタミンP
  • 食物繊維やポリフェノールなどの栄養成分が含まれる
マーマレードにして皮ごと食べるのがおすすめです。

旬の果物を楽しくおいしく!

◇いちご狩りに行きました
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