コーヒーのもつさまざまな健康効果と、その効果を高める飲み方についてご紹介します。
目次
コーヒーの健康効果とは?
ダイエット効果
コーヒー1杯(150ml/ドリップ式)には、約100mlのカフェインが含まれます。 カフェインは、- 脂肪の分解を加速させる
- 自律神経である交感神経を刺激してエネルギー消費を高める
- 集中力を向上させる効果
- 筋肉痛をやわらげる効果

リラックス効果
コーヒーは本当によい香りがしますよね。コーヒーの香りは数え切れないほどの香りの成分物質が合わさってできあがったものなんです。 これらの香りの成分物質のうちのひとつ「ピラジン」があります。 ピラジンは植物などにふくまれるもので、- 鼻でかぐことで精神を安定させてくれる
- 脳の働きを活性化してくれる
- 血液の流れをサラサラにしてくれる
二日酔い改善
二日酔いになると起こる頭痛は、アセトアルデヒドと呼ばれる物質が主な原因。コーヒーに含まれるカフェインが、この物質をからだの外に追い出して脳の血液の循環を良くし、つらい頭痛を解消してくれます。記憶力の向上
「コーヒーに含まれるカフェインが、行動変化に関係がある脳の特定部位において、神経細胞を活性化するはたらきをすることで、記憶力を高めることができる」という研究結果が数多く出ています。 カフェインのこの素晴らしい効果は、認知症や記憶障害の薬の開発につながる可能性があるといわれています。 このほかにも、肝硬変、肝がん、糖尿病などの発症リスクを、コーヒーを摂取することで抑えることができるという研究報告も出されているんです。コーヒーのおすすめの飲み方
さまざまな健康効果をもつコーヒーですが、飲み方に気をつけることで、効果をより大きなものにできます。
ブラックで飲む
砂糖を入れると、健康効果のあるカフェインの働きが妨害されてしまいます。また特にコーヒーフレッシュは本物のミルクでは無いので、体の健康にとっては良くありません。ブラックコーヒーで飲むようにしましょう。食後すぐは避ける
コーヒーに含まれるタンニンは、鉄分と化合すると溶ける性質をもっています。体内の鉄分がタンニンとともに流れ出してしまうと、貧血になってしまうことがあるんですね。 特に貧血気味の方は、食後2時間してからコーヒーを飲むようにしましょう。ホットで飲む
コーヒーをアイスで飲むと腸の働きが低下し、カフェインの吸収が半減するといわれていますので、ホットで飲むのがおすすめです。寝る前は飲まない
カフェインの効果は、体内にはいってから6時間ほど持続します。 眠る前にカフェインを摂ると、- 寝つきが悪くなる
- 睡眠中にカフェインが残っていることで睡眠の質が悪くなる
- 睡眠障害をひきおこすおそれがある
飲みすぎには注意
カフェインの摂り過ぎは血圧の上昇や胃もたれを起こすので、注意が必要です。 また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」は、大量に摂取すると脂肪を蓄積させてしまいます。 しかし、1日3~4杯までであれば脂肪の蓄積が起こることはないといわれています。適度に飲むのが良いですね。こちらの動画のように、コーヒーを美味しく淹れたいですね。 「おいしいコーヒーの入れ方(基本編)」
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