
糖質制限ダイエットの仕組みや効果、そしてメリット・デメリットについてもまとめてみました。
目次
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットは、その名の通り「糖質を制限した食事をするダイエット法」です。 糖質を多く含む食べ物を避け、糖質のない、あるいは少ない食べ物を選んで食事をするという簡単な方法です。 糖質を制限するとどうしてやせるのでしょう? まず、人間の体にとってエネルギーとなる栄養素は、- 糖質
- 脂質
- タンパク質
糖質は体内に入ると
- ブドウ糖となって血液中に入っていく
- 血液中のブドウ糖の量がふえるとインスリンが分泌される
- インスリンは多くなりすぎたブドウ糖を筋肉や脂肪細胞に送り込み、ブドウ糖を減らそうとする
しかし、筋肉が貯めこめるブドウ糖の量には限りがあるため、最終的なブドウ糖の受け皿は脂肪細胞となるんですね。 ブドウ糖を脂肪細胞へ送りこむインスリンのはたらきは、飢餓状態にはとても役立つシステムですが、現代では飢餓状態になることはほとんどないため、つぎつぎやってくるブドウ糖により、脂肪がどんどん増大してしまうのです。
糖質制限ダイエットでは、
- この流れのもともとの要因である糖質をとらないことで、エネルギーを不足させる
- 脂肪を分解してエネルギーに変える

糖質制限ダイエットのメリットは?
スピーディーに減量できる
糖質の摂取を控えることで、体がエネルギー源として脂肪をどんどん分解してくれるので、短期間で体重を減らすことができます。 近々あるイベントのために早く痩せたい、効果が早期に目に見えないとモチベーションが下がってしまう、という方に良いダイエット法です。ダイエットにつきものの「我慢」が少ない。
ダイエットといえば食べるのを我慢して空腹に耐えたり、きつい運動を日課にしなければならないなど、とにかく「我慢」の連続ですよね。 糖質制限ダイエットは食事の炭水化物(糖質)を控えるだけでカロリー制限をしなくてもよいので、おなかがいっぱいになり、ストレスがたまらないので挫折の危険も少ない方法です。糖質制限ダイエットのデメリットは何?
極端すぎる糖質制限は体に不調をきたす
エネルギー源である糖質がまったく入ってこないことは、体にとっては緊急事態。 脂肪を分解してエネルギー源を確保するだけではなく、不足分を補うために体のいろいろなところから糖質をかきあつめます。 その結果、- 筋肉の減少
- 脳の働きが悪くなるため、集中力の低下
- うつ症状
- 内臓の働きが低下して疾患を引き起こす
※体に負担をかけない糖質制限で、上手にダイエットしたいですね! 「【ダイエット】あなたの糖質制限は正しいですか」 https://youtu.be/SG7x7-315LI
適度に糖質を控えることで、ダイエット成功しましょう
関連記事:糖質制限ダイエット中に食べてもいいものは何?NGな食べ物は?糖質制限ダイエットは、過剰に摂りすぎて余ってしまう糖質をださないようにするダイエット法です。 ストレスが少なく、効果もすぐにあらわれます。ですが、全く糖質を摂取しないなど過度な制限は体に悪影響を与えてしまいますよね。 体の調子を見つつ、適度な糖質はとりつつながら、糖質制限ダイエットを始めていきましょう!
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