おでんや汁物、煮物、きんぴら・・。ヘルシーでお手頃価格、いろいろなレシピに活用できる「こんにゃく」は、冷蔵庫の中に入っていることの多い食材だと思います。
でも、こんにゃくの保存について詳しいことはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか?
そんな「こんにゃく」の保存期間や保存方法などについてまとめました。
こんにゃくはどれくらいの期間もつもの?
こんにゃくの保存期間は、
- 開封前
- 開封後
- 冷凍
でそれぞれ次のようになります。
開封前のこんにゃくは?
開封していない袋のままのこんにゃくは、冷蔵庫に保管し、袋に記載されている賞味期限を守りましょう。
一般的に開封前のこんにゃくは30~90日ほどの賞味期限があり、保存状態がよければ半年ほどは腐りません。
開封後のこんにゃくでは?
開封後のこんにゃくは、冷蔵庫での適切な保存方法により1週間~1カ月ほど保存できます。
こんにゃくを冷凍した場合は?
水分を多く含むこんにゃくは、冷凍後に解凍すると食感が変わりますので、基本的には冷凍向きではありません。
ですが、冷凍することにより、1カ月ほどは保存することができます。
余ったこんにゃくの適切な保存方法とは?
封を開けたものの使いきれなかったこんにゃくはどうしたら良いのか気になりますね。
そんな余ったこんにゃくの保存方法を、
- 冷蔵
- 冷凍
に分けて考えます。
冷蔵する
こんにゃくの袋に入っている液はこんにゃくと同じ濃度のアルカリ水です。アルカリ水には殺菌作用があるので、こんにゃくを長持ちさせることができるのです。
密閉容器にこの液とこんにゃくを入れ、冷蔵庫で保管します。
※こんにゃくが完全に浸るように注意してください。
もし袋に入っていた液を捨ててしまったという場合は、普通の水でも代用できます。その場合は、2~3日ごとに新しい水にとりかえましょう。
冷凍する
前述のとおり、こんにゃくは基本的には冷凍保存に向いていません。冷凍したこんにゃくを解凍する際に中の水分が抜けてしまうので、スポンジのような食感になります。
例えて言うなら、豆腐は豆腐でも、絹ごし豆腐と高野豆腐ぐらい別の食感です。でも、逆にその独特の食感を楽しんでしまうという手もありますので、一度は冷凍保存を試してみるのがよいかもしれません。
冷凍こんにゃくを解凍するとお肉っぽい食感になることを活用したアイディアレシピ、ぜひ挑戦してみたいですね!ダイエットにも最適です!↓
※こんにゃくがまるでお肉に!?コニャカツ丼
食べない方が良いこんにゃくの見極めは?
こんにゃくを長期保存していて、傷んでしまった場合はどうでしょうか?見極め方が気になりますね。
こんにゃくの状態を見てみて、
- 異臭がする
- こんにゃくの表面に白っぽく膜が張っている
- さわった感触がドロッとしている
- 保存している液体が濁っている
- 開封前のこんにゃくで、袋が膨張している
という状態の場合。
たとえ賞味期限以内であっても、このような状態になったこんにゃくは決して食べないでくださいね。
適切な保存方法と保存期間で、こんにゃくをより活用しましょう!
とてもヘルシーなイメージのこんにゃく。
実際、
- 低カロリー食物繊維の多さによるダイエット効果
- こんにゃくに含まれる「グルカマンナン」によりコレステロール値を下げる効果
- 動脈硬化や糖尿病の予防
- カルシウムが豊富で、アルカリ性であることによる骨粗しょう症の予防
など、からだに良いさまざまな働きをしてくれます。
また、いろいろな味付けにアレンジしやすくレシピも幅広いので、食卓の大きな味方です。
- 開封前は冷蔵庫保管で消費期限を守る
- 開封後はこんにゃくの液につけて冷蔵庫で1週間~1カ月
- 冷凍して1カ月まで、食感の違いを楽しむ方法もあり
という方法で、便利なこんにゃくをこれからももっと活用していきましょう!
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