「イクメン」という言葉が出てきてからずいぶん経ちますね。
街中では抱っこひもで赤ちゃんを抱っこする若いお父さんや、子供を乗せた自転車で移動するお父さんなどの姿をよく見かけるようになりました。
でも、なかには子供のお世話の仕方がわからなくて育児は妻にまかせっきり、という男性もまだまだ多いのです。
子供のお世話は気力体力が必要で、それが24時間つづくとなれば、それを一手に担う妻の負担は大変なものです。ぜひとも、少しでも夫に育児に参加してもらいたいですよね!
夫に育児に参加してもらうことのメリットや、そのための方法についてまとめました。
夫に育児に参加してもらうことのメリット
妻の心と体の疲労がリフレッシュされる
子育ての疲れというのは、体力的なものだけではありません。
母は子供の様子に常に気を配り、いつも心配しながら子育てしています。なぜなら子供を守れるのは親だけであり、子供の安全は自分にかかっているからです。
子育てというのはこの重圧との闘いなのです。
心の健康を考えると、重圧が常につづくことはつらいことですが、意識しなくても子供と一緒にいるだけで、自然とこの重圧モードに入ってしまうのが母親なのです。
ですから、たとえほんの少しの時間でも、夫に育児に参加してもらって自分の時間を過ごすことができれば、心が不安から解放されてリフレッシュできるのです。
子供に対する思いを夫婦で共有できる
夫が子供と過ごす時間が増えて「自分たちは親子だ、この子は自分が守る」という意識を夫がもつようになると、妻が夫に子供の話をしたときに共感をもって聞いてくれるようになります。
たとえば幼稚園での困った話や、体調面で心配があるときなども、聞き流さずに解決策を考えてくれるようになり、妻としては自分ひとりで問題を抱えているのではないという安心感を得られます。
夫に育児をしてもらう方法
まずは、夫と子供が一緒の時間をふやすこと
平日は仕事に忙しい夫も、休日であれば少しずつ子供との時間を増やしていけるでしょう。
休日に家族そろっておでかけもよいのですが、そうするとやはり子供のお世話はもっぱら妻の役目になってしまいますよね。
そこで、何らかの理由をつけて妻がひとりで外出します。理由はヘアサロンでも、実家の用事でもなんでもよいですね。
そしてその間、夫に子供との時間を過ごしてもらうのです。最初は短時間からスタートします。
最初は夫も不慣れだし、妻も不安だと思いますが、ここはぐっと我慢しましょう。
何回かくりかえすうちに、
- 夫は(少しずつ)子供と自分だけの時間に慣れる
- 不安がなくなってくる
- 子供も夫を頼りにするようになる
- 頼られた夫も子供がかわいくてお世話がすすむ
というようになってきます。
そうするうちに、家族そろって外出した時には、子供のお世話を妻だけでなく、夫もできるようになっていて、妻の負担が格段に減っているという嬉しい発見ができるでしょう。
育児を手伝ってもらったら感謝の言葉を忘れずに
24時間365日、休めない育児に夫が参加してくれるのはとてもありがたいことですよね。
夫が手伝ってくれることに慣れてしまうのではなく、そのことへの感謝をいつも伝えるようにしましょう。多少お世話に雑な部分があったとしてもダメ出しするのはこらえるようにしたいですね。
夫は感謝をされると嬉しくて、育児への参加にもっと積極的になってくれますよ!
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夫婦そろった子育てで、家族みんなが笑顔になれる
夫に育児に参加してもらえると、妻の心に余裕ができ、ストレスなく子供に接することができるようになります。
両親の関係がいいと、子供にとても良い影響をあたえます。
ぜひ、少しずつからでも夫に育児に協力してもらって、夫も妻も子供も笑顔でいられるような家族でありたいですね!
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