認可保育園と無認可保育園それぞれの特徴は?違いは何?

出産してからガラっと変わった生活。一日中子供と過ごし、ミルクをあげたりおむつを替えたり泣いている子供を一生懸命あやしたり・・・

それが少し落ち着いてママの余裕が出来てきたとき、

  • そろそろ職場復帰しようかな~
  • 新しくお仕事を始めたい!
  • 少しだけでも、一人の時間を作りたい。
  • 自分やご家族の調子が悪い

など、様々な理由で保育園探しをするママもいます。

そうと決まれば早速探そう!となったときにまず初めに出てくる選択肢が、
「認可保育園」にするのか、
「無認可保育園」にするか
なのです。

どちらにするかによって申込み方や手続きの仕方も違います。

認可保育園と無認可保育園の特徴やその違いについてご紹介します。

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無認可保育園とは?

まずは無認可保育園とは何に認可を受けていないのか、というところから見ていきましょう。

日本には、「児童福祉法」という児童の権利に関する条約があります。

簡単に言うと、この児童福祉法に基づいた認可を受けていない保育園が無認可保育園、または認可外保育園です。

認可を受けるには様々な決まりがあり、

  • 乳児、園児一人あたりの保育士の数
  • 乳児、園児一人あたりの保育室の広さ
  • 保育時間(延長保育など)
  • 保育内容(カリキュラムや病児保育など)
  • 調理室などの設備の有無
  • 園庭の有無、園内の施設について

など、どれか一つでも基準を満たさない保育園は無認可保育園となります

また、国からの認可を受けていなくても、都道府県によって独自の基準を設定している場合もあります。認証保育園などがあたりますね。これも無認可の分類になります。
 

認可保育園とは?

次に認可保育園について見ていきましょう。

国の定める児童福祉法に基づいた認可を受けた認可保育園。

こちらは申し込むのに、

  • 日中、仕事をしている(就労証明書が必要)、また就労時間が4時間以上ある
  • 病気や障害などのある方の介護をしていて、介護の日数が月に15日以上、一日4時間以上ある
  • 出産前後である

など、保護者が保育をできないことを明確に証明できなければ預けることができません。

運営は市町村が審査した運営者、運営費は国や自治体が出し、建設の補助金が出ることも大きな特徴のひとつです。

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無認可保育園と認可保育園の違いとは?

ここまでそれぞれの特徴を見てきましたが、結局はどちらがご家庭の状況にマッチしているか?が重要です。

代表的な違いを簡単にまとめてみましたので確認してみてくださいね。

申し込み方法

■認可保育園

  • 通園したい保育園の市区町村の窓口にて、申込書に記入
    ※申し込み時期は大体が12月~1月
  • 先着順ではないケースが多い

■無認可保育園

  • 園に直接問い合わせて、園内見学や説明会に参加し、申し込み用紙をもらって記入
  • 先着順であるケースが多い

保育料

■認可保育園

  • 公的な補助があるため比較的安い
  • 児童一人あたりの平均保育料月20,491円(※)

※厚生労働省が発表した「平成24年地域児童福祉事業等調査」の結果によります。

■無認可保育園

  • 公的な補助がないため高く設定されている場合が多い
  • 預ける時間や日数、年齢などによって保育料が変わる園独自の制度がある

保育時間

■認可保育園

  • 保護者が1ヶ月120時間程度以上の就労をしている場合は最大利用可能時間1日11時間
  • 1ヶ月120時間に満たない就労をしている場合1日8時間

■無認可保育園

  • 21時までの保育や24時間保育など、園によって様々である
  • 病児保育を取り入れている園もある

保育内容

■認可保育園

  • 園庭や園内施設(プールなど)を使った遊びを取り入れられる

■無認可保育園

  • 園庭がない園は公園への散歩などを積極的に取り入れる
  • 英語など園によって独自のカリキュラムが設定される

ご家庭やお子様に合った保育園選びを

いかがでしたか?

認可保育園も認可外保育園も、それぞれメリットデメリットがあり本当に難しいですね。

まずはもう一度ご家庭の状況を考えた上で、お子様がのびのびと過ごせるような保育園探しをじっくりしていきましょう。

市区町村によっては申し込み方法など大きく変わることもあるので、最寄りの機関に相談してみるのもいいかもしれません。

ママもお子様も楽しい毎日を過ごせるような保育園とめぐり逢えたらいいですね。

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子育て

 

Bonne journée !

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