今や小学生からご年配の方まで持っているスマホ。
その機能はほとんどパソコンと変わらず、いつでもどこでも友人や家族とつながることができるため重要なコミュニケーションツールの一つとなっています。
しかし、便利になったと同時に姿勢が悪くなったり、人間関係のトラブルの元になったり・・とデメリットも目立つようになっています。その中の一つが「スマホ老眼」。
いま20代~30代のスマホ世代と言われる年代の人々の多くが、加齢ではなくスマホによってなってしまう老眼になっていると言われています。
スマホ老眼とは、
- 一体なんなのでしょうか?
- ならないための対策は?
など、気になりますよね。
今回はそんな気になるスマホ老眼の症状やチェック方法、そして対策方法についてご紹介したいと思います!
スマホ老眼の症状とは?
スマホ老眼とは、正式には「調節緊張」と呼ばれるもの。
小さな文字を近くで見続けることで、近くに合わせていたピントをなかなか遠くに合わせなおすことができなくなることです。
症状としては一時的なものが多いです。
スマホを長時間使用したあとに顔をあげると周りがぼやけて見える、見たいものにピントが合わないということなどで、時間が経てば元通りに戻るようですね。
しかし、
- そのままスマホの長時間使用を続ける
- 症状をほうっておく
と良くありません。
本当に老眼になるのが早まることもあるようです。怖いですね!
あなたは大丈夫?スマホ老眼チェックリスト
自分がスマホ老眼かどうかをチェックするには、次の項目を確認してみましょう。
○スマホを1日3,4時間以上つかう
○寝る前に暗い部屋でスマホをつかうことが多い
○寝ても疲れが残っている
○最近肩こりや頭痛がある
以上の中から、チェックが2つ以上あれば要注意です!
特に、
- よくスマホを使うことに自覚がある方
- 小さい文字や小さい動きを長時間見続けることが多い方
- 暗いところで小さな文字を見ている方
は注意しましょう。
スマホ老眼にならないために対策しておこう!
長時間の使用を控える
スマホ老眼にならないためには、まず大事なことは長時間の使用を控えることが大切ですね。使う時間が長いとどうしても目が疲れやすくなります。
ブルーライトメガネもおすすめ
小さい文字を追うことだけが悪いのではなく、スマホの画面の明かりに含まれるブルーライトも目の筋肉を収縮させ続けてしまうため老眼を引き起こしてしまいます。
スマホを使用する際、メガネ売り場などで取り扱われているブルーライトをカットするメガネもオススメです。
またブルーライトカットを施したスマホフィルムをするのも良いでしょう。
近くで見ない
動画やゲームなどをするときはどうしてもディスプレイと目の距離が近くなりがちですが、スマホを近くで見ることはやめましょう。
部屋を明るくする
部屋は暗いとそれだけ目が疲れやすくなり良くありません。スマホを使う時はできるだけ部屋を明るくしましょう。
寝る前にはスマホを見ない
寝る前にスマホを見ないことも目には大事です。寝るギリギリまで使いたい気持ちもわかりますが、質の良い睡眠をするためにも寝る30分前にはスマホを触らないように気をつけましょう。
リラックスを心がける
スマホを使った後、また就寝前に温めた蒸しタオルを目の上に置き、10分程度目を閉じてリラックスしてみましょう。
緊張し収縮し続けた目の筋肉がほぐれ、頭痛や肩こりを防いでくれますよ。
※スマホ老眼の予防・改善法 マッサージ
こちらは眼科の先生がオススメする目元のマッサージです。気分的にもリラックスできますし、目の疲れを取ることもできるので嬉しいですね!
ぜひ蒸しタオルと合わせて実践して、スマホ老眼を予防してくださいね。
子供から大人まで注意!しっかりと対策をしよう
はじめに20代~30代のスマホ世代が多数スマホ老眼になっているとお話しましたが、実は小学生の子供でも簡単になってしまう症状なんです。
これは新しい現代病と言えます。
便利になったことで体を悪くしてしまうのは本当に悲しいこと。スマホの長時間使用を控え、子供には時間制限などルールを決めたほうが目の健康にもいいかもしれませんね。
またぼやける状態がずっと続いていたり、ひどい肩こりや頭痛がある場合はスマホ老眼と決めつけず、最寄りの眼科を受診してみましょう。
今や使用頻度を減らすのもむずかしいほど、私たちに必要になっているスマホ。上手に使用し、上手に付き合っていきたいですね。
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