こどもの夏風邪の症状とは?その原因や予防法について

暑くなってきた頃、急に子供がぐったりしだした、熱が高い、下痢の症状がある・・・などと風邪のような症状が出ることがあります。

それって夏風邪かもしれませんね。夏風邪は冬の風邪と違って長引くとも言われていますが、放っておくと更に症状が悪化することも。

予期せぬ症状にいち早く対応できるよう、今回は夏風邪の症状や原因、予防法についてご紹介していきます!

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夏風邪の症状とは?

夏風邪は、原因によって症状も様々。代表的な症状がこちらです。

  • 高熱
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 高熱によるひきつけ(痙攣)
  • 発疹(手足口病)

食欲不振については、喉の痛みから来ることもあり、その場合は飲み物を飲むことも嫌がります。

夏風邪の原因とは?

夏風邪には種類がいくつかありますが、病名別に原因を見ていきたいと思います。

ヘルパンギーナ

主な症状:高熱、喉の奥に水泡、喉の痛みによる食欲不振

原因は、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、エンテロウイルスによるもの。飛沫感染や接触感染するため、感染している人との触れ合いで発症します。

プール熱(咽頭結膜熱)

主な症状:高熱、結膜炎、咽頭炎、赤ちゃんの場合嘔吐下痢

原因は、プール熱とあるためプールで感染ると思われがちですが、こちらも飛沫感染、接触感染なためプール以外でも移ります。原因はアデノウイルス。

アデノウイルスに感染したこどもの便などがしっかりと拭かれていないままプールに入ることによりたくさんの子供に感染してしまいます。

手足口病

主な症状:微熱・食欲不振・手足口に発疹

原因は、エンテロウイルス71やコクサッキーウイルスA16などのウイルス。しかし手足口病の原因になるウイルスはこの他にも10種類以上あるため、一度かかってもまたかかる可能性もあります

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夏風邪の予防法とは?

これまで紹介してきた夏風邪ですが、保育園や幼稚園で高い確率で流行します

特にプールに入るようになるとぐんと感染の機会が増えるため、予防がすごく大事。予防法をいくつかご紹介したいと思いますので、今日から実践してみましょう!

室内を適温、適湿に!

夏は暑く湿気がこもりがちですが、冷えすぎない程度に室内の温度と湿度を調整しましょう

また外出した際、室内が冷房で冷えすぎていることもあります。汗がそのままになると風邪の元になるので、汗はこまめに拭き取り、薄手のカーディガンなど持ち歩いておきましょう。

水分補給をする

水分が不足しがちな夏、子供たちは大人よりも体温が高いのでよく汗をかきます。普通の風邪はよく汗をかくのがいいと言われますが、夏風邪の場合は脱水症状になるため汗のかき過ぎはあまり良くありません

スポーツドリンクなどで普段からしっかりと水分補給をしておきましょう。

良く睡眠をとる

睡眠時間が短いと体力が落ち、免疫力も低下します。

免疫力が低下するとウイルスに感染しやすくなるため、質の良い睡眠はとっても大事。昼間はできるだけ体を動かし、夜はぐっすり眠れるような生活リズムを心がけましょう。

手洗いうがい

これは年中気をつけたいことですが、外から帰ってきたら手洗いうがいをするくせをつけておきましょう。

また食事前、排泄後など手洗いうがいはしすぎて損をすることはありません。ぜひ習慣にしておきましょう。

プール後の目の洗浄

プール熱など、結膜炎を起こすことがあるのでプールに入ったあとは必ず目を流しましょう。洗浄効果のある目薬もオススメです。

□夏風邪の原因と予防法

こちらでの夏風邪の予防について詳しく説明されています。しっかりと栄養を摂るのも大事なようですね。

様子を見ながら小児科へ

いかがでしたか?

かわいい我が子が熱で苦しんでいるのを見るのはとても辛いですよね。対策をバッチリしていても、ウイルスですからいつどこでもらってくるかわかりません。

あまり過剰に心配しすぎず、もし夏風邪の症状が出たらまずは行きつけの小児科に相談してみましょう!

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健康

 

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