季節の変わり目や、ちょっと忙しい生活が続いた時に風邪をひいてしまうことありますよね。
喉が痛い、咳が出る、鼻水がでてくる・・・などなど症状は様々ですが、そんなときあなたは内科に行きますか?それとも耳鼻咽喉科?
風邪なのに耳鼻咽喉科でも診察してもらえるの?と思う方も多いと思いますが、実は耳鼻咽喉科でも風邪の診察は行っていますし、お薬も処方してもらえるのです。
そこで今回は、風邪をひいた時に内科と耳鼻咽喉科、どちらに行けばいいのかをご紹介していきたいと思います!
風邪をひいた時に耳鼻咽喉科に行くこともある?
風邪をひいたら内科のイメージが強いですが、耳鼻咽喉科に行っても同じように診察をしてくれるというのは本当なのでしょうか。
そもそも耳鼻咽喉科って何?
「耳鼻咽喉」とは、
- 耳
- 鼻
- 咽頭(鼻の奥から食堂の入口までのこと)
- 喉頭(咽頭の一番下と気管の間。だいたい喉仏の裏側)
- 口腔(歯以外)
- 唾液腺
- 甲状腺
首より上で、脳、目、歯、骨以外の部分は耳鼻咽喉科の診察領域になります。
風邪をひいたときに耳鼻咽喉科?
風邪の症状といえば喉の痛みや鼻水、鼻づまり、発熱、頭痛等ですが、こう見てみると喉や鼻など耳鼻咽喉に関係のある症状も多く見られますよね。
そのため、風邪の症状によっては内科ではなく耳鼻咽喉科で診察、治療が可能なのです。
大体風邪をひくと内科へ行ってお薬をもらうのが主流ですが、「風邪は耳鼻咽喉科!」と昔からずっと耳鼻咽喉科に行かれる方もいます。
□耳鼻咽喉科診察時のお子さんの抑え方(力の強いお子さんのとき)
耳鼻咽喉科は鼻の奥や喉の奥を診察することがあり、お子さんは嫌がることも・・・
動くと正しく診察ができないこともありますし、危ないのでしっかりとおさえて抱っこしましょう。
上の動画に詳しく抱き方が解説されていますので参考にしてみてくださいね。
内科と耳鼻咽喉科、どちらに行けばいいの?
ではいざ風邪をひいてしまったとき、どちらに駆け込めばいいのでしょうか。
症状に沿って見ていきましょう。
内科
聴診器で呼吸の様子を診たり、必要であれば血液検査を行ってくれます。
診察領域が広く、いろいろな症状にも対応して診察してくれます。そのためいつでも混んでいるイメージもありますね。
耳鼻咽喉科
こちらは鼻や喉の症状に限定されていますね。中耳炎やアレルギー性鼻炎だけでなくめまいや扁桃炎の症状にも対応してくれます。鼻や喉専門のため鼻風邪の場合、耳鼻咽喉科にかかったほうが治りが早いとも言われているようですね。
共通の病気
インフルエンザや花粉症、鼻炎、気管支炎など共通の診察領域になることもあります。風邪もその中の一つで、重なる診察領域として挙げられているため、基本的にはどちらに行ってもOK。
しかしその中でも、
- 鼻風邪の症状がある方は耳鼻咽喉科を
- 発熱や下痢がひどい場合などは内科を
受診するのが良さそうですね。
症状によって内科か耳鼻咽喉科かに分かれる!
いかがでしたか?
鼻や喉の症状がひどい場合は、あえて内科ではなく耳鼻咽喉科に行ったほうが治りが早くなる、というのもなんだか納得できましたね。
耳鼻咽喉科は内科よりは診察領域は狭いですが喉や鼻の専門医。鼻風邪をひきやすい方は一度耳鼻咽喉科にかかってみましょう。
またどちらの病院に行けばいいかわからないという方は、最寄りの内科と耳鼻咽喉科に連絡して聞いてみるのも一つの手。どちらにしても診察を断わられることはあまりないケースだと思うので安心してください。
また市販のお薬を飲む際も注意書きをしっかりと読んで、使用法はきちんと守りましょうね!
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