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朝起きられない原因は?

睡眠不足
朝起きるのがつらい原因としてもっとも多いのが睡眠不足です。 仕事やプライベートが忙しくて睡眠時間を削る日が続くと、- 疲れやすくなる
- 頭の回転が鈍る
- 日中につよい眠気におそわれる
自律神経のバランスの乱れ
自律神経には、- 活動するための交感神経
- 休養するための副交感神経
体内リズムの乱れ
平日は、 睡眠時間が少ないので、つらいけれどなんとか朝がんばって起きている 休日は、 睡眠不足が続いているので、お昼ごろまで眠って睡眠不足を解消しようとしている という生活をおくっている方は少なくないのではないでしょうか。私もどちらかというとこのタイプですね。 でも、このような生活スタイルは体内時計を乱してしまい、「朝めざめて夜眠りにつく」という睡眠覚醒リズムを狂わせてしまうのです。 この他、- 神経系に密接に関係する肝臓の機能が低下していることによる全身疲労
- 自律神経失調症の一種である起立性調節障害
- 慢性的な睡眠のタイミングに関する障害のひとつである睡眠相後退症候群
朝スムーズに起きられるようにするための対策方法

夜更かしをあらためて、早く布団に入るための工夫を!
一日の生活を振り返ってみると、夕食後、布団に入るまでの時間が結構長くなっていないでしょうか? 一日忙しく働いたあとにやっと自分の時間ができて、ついついダラダラとテレビやネットを見てしまったり、場合によってはそのままうたたねしてしまったり。 気持ちは本当によくわかります。でも、その時間を布団に入って眠る睡眠時間にあてることができれば、からだに十分な休養を与えることができて、朝スッキリと目覚めることができるのです。 テレビやネットは1時間だけ(見られなかったテレビ番組は録画して休日に見たり)、など時間を決めて、早いうちに布団に入る習慣をつけたいですね。眠る前は、交感神経を刺激しない!
睡眠時間に副交感神経がしっかりはたらくように、眠る前には交感神経をはたらかせる行動をしないようにします。 たとえば、寝る前に飲食をすると胃腸が消化のために活発に動き、体が「活動モード」になるので、副交感神経がはたらきにくくなってしまいます。 もし眠る前にどうしてもおなかがすいてしまって、というときは、胃腸にやさしく消化しやすいホットミルクなどの温かい飲み物がよいでしょう。それから、眠る直前までスマホを見ている方も多いと思いますが、スマホ画面の強い光は交感神経を強く刺激します。 また、ネットからの情報が脳をますます興奮させて寝つきが悪くなってしまいますので、寝る前にはスマホはOFFにして、神経をゆっくり休めましょう。
※こちらの動画のように眠る前にはストレッチすると良く眠れるかもしれませんね。
平日も休日も、一定の時間に寝起きしよう!
平日の夜の夜更かしも、休日の朝の寝坊も、現代人にとってはいたしかたない面もありますが、体内時計が狂うことはからだの健康にとって、とても深刻です。 朝をつらいものにしないため、ひいては体をこわさないためと思って、毎日の早寝早起きを習慣づけたいですね。 まったく同じ時間に寝起きするのが難しくても、せめて平日と休日の寝起きの時間差を2時間までにすれば、体内時計への影響を小さなものにできますよ。 朝起きるのがつらい理由としては、以上の原因であることが多いのですが、なかには起立性調節障害などの病気が原因である方もいます。 以上に書かれた対策をまずはためしてみて、もし改善されないという場合は、医師にご相談されることをおすすめします。朝起きられない原因に気付いて対策をすることで、目覚めをスッキリと!

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